右マパターン「エリリカ」

東京にこにこちゃん「ラストダンスは悲しいのはイヤッッ」での塩乃目雅子にハート射抜かれたもんで早速、石井エリカ出演の演劇でその真意を確かめに。

右マパターン第6回本公演
「エリリカ」
阿佐ヶ谷　TABASA

ピンキーエリリカ３２歳　愛と夢の冒険。
お肌ピカピカになる魚を漁師のピュータから100万円クレジットで買ったエリリカだったが、その魚が逃げ出して。追いかけるピュータとエリリカは恋に落ちる。さらにエリリカは長い眠りに落ちる･･･。

普段はバー営業の会場TABASA　集客キャパは20名程度。
観客層は圧倒的に女子率が高いがそれも納得。
野郎だって楽しめるが、二十七八三十凸凹（所謂アラサー）の悩める女子たちには感慨も深い内容ではないか。

注目の石井エリカは塩乃目雅子の黒髪振り乱すパフォーマンスが印象的だったが、なんとびっくりロングヘアを綺麗なピンクに染めてツインテール。

冒頭、過剰な発音で繰り出される英語。WHO ARE YOU？
なんか、これも親愛する女子レスラーASUKAを思い出しちゃったｗ
確信。やっぱりこの人の芸風、大好きだわ。
その魅力は自身のプロフィール「美人とゴリラができます」に尽きる。ナイス・コピーだよね、コレ。

右マパターンの不思議な世界観と台詞回しの速射砲が面白い。

終盤に差し掛かるあたりで物語が章分けされている事が解る展開
「第二章かぁ」のエリリカの呟きがツボ。

そして最終章、海の見えるバーのママになったエリリカ。この最終章が妙に効いてて好き。

主演の石井エリカはこの台本に岡崎京子の匂いを感じていたという。なるほど、その感性もいいし、好きな物が繋がった。

自分の中ではもうエリカといえば沢口でなく石井だな（別に沢口エリカのファンだったわけじゃないけど）
いや、もう一人、石井も抜けないエリカが居る。もう一人？
それは東海林さだおのタンマくんだかなんだかに出t来る小型犬エリカちゃん。（解んねーつーの）

もう一つ確認したい事があった。
右マパターンという意味不明なネーミング。調べてみると澁川智代、 高橋花生の2人組ユニットで「退屈な日々にさようならを」に出演がある。
オー！清田ハウス女子の中の2人か。顔と名前を一致させよう。
帰宅後、注文が届いたまま未開封だった「退屈な日々にさようならを」を鑑賞して確かめる。