JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

国立演芸場3月上席 (平成20年3月9日)

2008-03-10 | 落語
国立演芸場での定席は初めて。

なかなか縁のない評判の喬太郎が主任というので行ってみる。

3月9日(日)
三宅坂 国立演芸場3月中席

三遊亭窓輝 「武助馬」
ロケット団  漫才
桃月庵白酒 「つる」
翁家勝丸  「曲芸」
三遊亭吉窓 「鹿政談」

中入り

だるま食堂  コント
入船亭扇治 「働かせ蜂」
柳家亀太郎  三味線曲弾
柳家喬太郎 「ちりとてちん」

全体的に眠かったところ、喬太郎の爆笑芸が光った。
ロケット団もいつものように乗れない、期待の白酒も枕でのございます口調が気になって乗れない、ただ、つるの名の由来を説明する隠居のテレ具合は良かった。円窓一門は相変わらず・・・と言っても吉窓は初。だるま食堂(初見)っておばさん3人組のコントなのね。寄席で婆さんの芸は見慣れているけどこれは異質。扇治は新作ですか?つまらなさに驚く。

喬太郎、NHKの「ちりとてちん」を欠かさず見ていると。こっちは見ていないので解らなかったが、上方落語家を目指す女の子の話だそうな。
NHKに便乗したネタで「ちりとてちん」

貫地谷しほりって・・・・あぁ、「スイングガールズ」でトランペット吹いてた子ですね。
夏にまた落語ネタの映画「落語娘」が封切られるとかで演技指導をした話。
弟子を取っていない喬太郎、ミムラって娘をミニ喬太郎に仕立て喜んでいるとか。

「ちりとてちん」は「酢豆腐」のような粋さに欠けるので、私としては断然「酢豆腐」派で「ちりとてちん」は好きではなかったのです。今まで聴いた「ちりとてちん」が良くなかったって事でしょうか。世辞の枕良い。爆笑に入る前、珍味ちりとてちん登場前が特に良い。いや、でも、「酢豆腐」の方がやっぱり噺としては好きですね。これには文楽、志ん朝があるしね。
柳家は代々「ちりとてちん」
本寸法な古典から新作と幅広い芸風で力を発揮する師に場内爆笑の渦。

通常の寄席より安いんだけど、客のおば様方の服装が変にリッチ。だるま食堂っぽい。

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