早大、2015年春以来の完全制覇で法大超え最多の47度目V 慶大を19安打12得点圧倒/東京六大学
東京六大学野球春季リーグ第8週第2日(2日、早大12-2慶大、神宮)2回戦が行われ、早大が慶大に連勝し、2020年秋以来、7季ぶり47度目の優勝を果たした。勝ち点5の完全制覇で、法大と並んでいた優勝回数で単独最多とした。10日に開幕する全日本大学選手権に出場する。3―2の五回に尾瀬雄大外野手(3年、帝京高)の本塁打などで6点を奪った。首位打者は尾瀬が打率・479で、最優秀防御率は明大・高須大雅(ひろまさ)投手(3年、静岡高)が1・38でともに初めて輝いた。
雨の神宮に応援歌「紺碧の空」が響き渡った。早大が19安打12得点で圧倒。小宮山悟監督(58)はプロ野球ロッテ時代の背番号にちなんで14度宙に舞った。
「秋に3年続けてあと1つというところで優勝を逃していた。何が何でもという思いで非常にいい戦いができた」
一回に先制点を許したが、二回に逆転。五回には尾瀬が本塁打を放って口火を切り、6点を挙げて試合を決定付けた。
打率・479として首位打者を獲得した尾瀬は全12試合に出場し、第1打席で8度出塁。小宮山監督は「なかなかできないことだと思う」とMVPに選出。尾瀬は「普段あまり褒めてもらえないのでうれしい」と喜んだ。
現役時代にロッテなどでプロ通算117勝。米大リーグも経験した小宮山監督の求めるレベルは高い。主将の印出太一捕手(4年、中京大中京高)は「監督さんはもちろん厳しいけど、『まだまだだ』とおっしゃる限り、自分たちは食らいついていくだけ」と語った。
エースの伊藤樹投手(3年、仙台育英高)には昨冬、自身の早大時代の登板記録が書かれた紙を渡した。大学4年間で通算20勝(10敗)を挙げ、ロッテにドラフト1位で入団した指揮官は伊藤樹の練習を見て「そんなんでドラフト1位でプロにいける訳がねえだろ」と発破を掛けた。
前回優勝した2020年秋は新型コロナウイルスの影響により、2回戦総当たりのポイント制。今回は勝ち点5で15年春以来18季ぶりの完全制覇。「正真正銘の完全優勝。立派だと思う」とたたえた小宮山監督は「今は背番号30だから、全日本大学選手権では(胴上げ)30回。そのつもりで腕立てをやっておけ」と要求した。
サンケイスポーツ______________________________
早慶戦2試合TV観戦。慶応が意地を見せてくれるかと期待したけれど2試合とも早稲田が圧倒した。優勝決定戦見たかったけどな。
今季の早稲田戦力、そんなに抜けた存在では無かった印象。昨年と比べてもチーム力には不安があったように思うけど、それは他学も一緒。
早慶戦を見る限りは強いな。この勢いを持ち込めば全日本選手権も優勝候補筆頭だろう。今年は青学対早稲田が実現するか、はたまた地方大の旋風はあるか。
全日本も観戦は敵いそうになく結果チェクになりそうだが、楽しみだ。
新しい戦力としては、明治の高須投手がいよいよエースの座を確実にしてきて秋以降も楽しみである。
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