JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「殿方ご免遊ばせ」

2010-10-19 | 映画(DVD)
「ブリジット・バルドー生誕祭」

「殿方ご免遊ばせ」1957年 フランス 監督:ミシェル・ポワロン
Une Rarisienne

フランス首相の一人娘ブリジットは、官房長官のミシェルに惚れ込んで、さんざん彼を追い回す。それが政界のスキャンダルの引き金になりかねないと考えた首相はミシェルに、無理矢理娘との結婚を承諾させ、ブリジットはミシェルと結婚することに。だが、結婚した後も他の女性と浮き名を流すミシェルに腹を立てたブリジットは、自分も浮気してみせると宣言。おりしもフランスを訪問中である某国の王子、シャルル殿下に接近していく。

やっぱりBBはカラーが映えますね。ワイルドなブロンドヘア。
モノクロの「裸で御免なさい」はBBもさることながらのダリー・コールの存在によってラブコメとして楽しめた。
こちらも同様ラブコメとして楽しめるけどもダリー・コールも居ないし、こっちの方がBBの魅力に浸る映画と言えそう。

凱旋門をバックにオープンカーで疾走。BGMのスキャット・ヴォーカルでおしゃれ感一杯のオープニングが良い。
BBは何と大統領の娘役でスピード違反で警察に捕まってしまう。
「大統領の娘さんでも交通ルールは守ってもらわないと」という警察官に
「好きな人を追っかけていたのよ。夢中なの・・・」の言葉で許してもらっちゃうBBの恋の力。これも好きなシーン。

物語の方は例によっておフランスの男女。見境もなく浮気者ばっかり。
それでも浮気はあくまで浮気、お遊び、アバンチュールで、皆さんそれぞれ本妻を愛しているのという健全なコメディになってます。

個人的には某国殿下の奥方の落ち着きぶりが素敵でした。

殿下との自家用飛行機によるアバンチュールなんというセレブな恋物語を堪能。

ラブコメなんて基本的に守備範囲外であまり見ないのだけれど、BB目当てのスケベ心でこういう映画に遭遇すると、実は意外とラブコメが好きな自分に気づいてこっ恥ずかしくなったりする。

浮気をしたと言っても信じてもらえず嫉妬してくれない夫にやきもきするBB、証拠のくしゃみも可愛いよ。

新宿武蔵野館

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