JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「風の谷のナウシカ」 DVD

2012-09-17 | 映画(DVD)
「風の谷のナウシカ」1984年 スタジオ・ジブリ 監督:宮崎駿

腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」は、大国トルメキアと土鬼(ドルク)の領土紛争に巻き込まれる。風の谷の族長の娘である風使いの少女ナウシカは、トルメキアの皇女クシャナ率いる部隊に従軍して戦地に赴き、戦乱の中で様々な人達と出会う。腐海誕生の秘密、伝説の巨神兵の復活、土鬼の聖都シュワに隠された謎…ナウシカは自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の営みに向き合い、大国と小国、そして人類と自然の共生の道を探っていく。

宮崎アニメの代表作というか原点とでも言えましょうか。
何度もTV放映されていて、その度に「観ておこうか」と思いながらもぜんぜん観ないんですね。
一度、途中まで観て「なんか面白そう」と思ったのですが、何やらの邪魔が入ったかで中断。
そのうち、ゆっくりDVDで・・・

でも、何かきっかけが無いとね。
この夏の「特撮博物館」での「巨神兵東京に現る」巨神兵の原点という事で、今更ながらに初の完全鑑賞。

聞きしに勝る奥の深さを感じる事ができますね。
これは続編とか、前日譚、後日譚、スピンオフなどいくらでも広がりそうですが、それをやらない所が上手いところ。廣野さんにも「ナウシカ」を出さない事を条件に「巨神兵」を許可したとか。

この世界を少女を主人公として展開させるのも、宮崎勤、じゃなかった駿さんのヒット要因である事は明らか。

腐海といいながらも、美しい情景とヒロインの可愛さ、勇気ある行動にグロテスクな生物やら戦闘シーン。
当時としては斬新でかなりマニアックな世界だったのではないでしょうか。
その中に姫様として風の谷の人々に慕われるナウシカの超人的なカリスマ性が気持ちよく描かれ、感動方向も十二分にあるのですから手練れですよ。

明らかに触手モノの変態アニメと捉えます。
お、パンチラか!と思いきや、あれは何か履いてんのね。
胸にしたって、今でこそ普通だけど当時の15、6の少女のうちでは恵まれた体形?

王蟲から津波を連想したり、巨神兵を原発に置き換えたりする事もできるので、ますます人気は衰えず語りつがれる作品、今後も繰り返しTV放映される事でしょう。

肝心の巨神兵・・・腐ってるやんか、ゲロゲロ。四つん這いから立ち上がれんし。

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2 コメント

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スパッツ (よしはら)
2012-09-18 14:23:47
>お、パンチラか!と思いきや、あれは何か履いてんのね。


僕もこの映画で一番感じたことはそれでした
パンチラかパンチラかとさんざん期待したあげく 
あれはそーではないとゆー事に気づかされた時の落胆ぶりは半端なかったです マジで「宮崎の野郎!」と殺意に近いもんを抱きました
でも当時は あんなすんごいアニメ映画は日本には存在しなかったので そんな事口が裂けても言えない雰囲気でした
最近 見返そうと何度もトライしているのですが 途中で眠くなって 止めます パンチラシーンでもあれば そーでもないんでしょうが・・・
あとコミック版も全巻あるのですが なかなか読もうと踏み切れないのです パンチラシーンでもあれば・・・
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Unknown (imapon)
2012-09-19 20:51:08
そうそう、スパッツ。
ファッション用語に疎いもんで・・・
アニメであってもパンチラが我らに与える活力は計り知れない物です、。
宮崎さんはおそらく実写版なんか許可せんでしょうし。
映画は原作コミックのほんのさわりの部分だそうで、コミック版も少し興味がありますが、めんどうなので入手はせんでしょう。
パンチラシーンでもあれば・・・
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