活字中毒が治まっている。
って言うか、通勤車中とかで読む気が起きない状況。
こういう事ってたまにある。
この本も普通なら2、3日で読んじゃうはずだけど、3週間くらいかかった。
つまらないからかかったわけでなく、あくまで読み手の問題です。
また、そのうち禁断症状が出るでしょう・・・
この本は「博士の愛した数式」を読んで、「まぁまぁ面白かったけど、評判ほどの傑作か?」と大満足には至れなかった人にお薦めです。
前半は小川洋子さんの小説を中心に数学の話が進み、後半は数学学者藤原氏の数学面白話になっています。前半の主役小川さん、後半の主役藤原さんという構成ですが、この本は明らかに小川さんの魅力が現れた本じゃないでしょうか。
特に前半、映画で言えばメイキングにあたるもので、メイキングを見せるというのは本来、反則技だと思うのですが、メイキングを見る事によって、よりその作品の魅力が増すという事があるのは事実ですね。
彼女のひらめきがあって生まれた小説なわけですが、読者はこの人のひらめきに感謝しなければならないヨ。
対談する者、小説を書く者としては当然の事かも知れないが、数学の事をよく調べています。藤原氏も「小川さんの数学的発想の鋭さにしばしば驚かされた」と言っています。
数学の楽しさを実感できる本というよりも小川洋子さんの魅力を再認識できる本。
って言うか、通勤車中とかで読む気が起きない状況。
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この本も普通なら2、3日で読んじゃうはずだけど、3週間くらいかかった。
つまらないからかかったわけでなく、あくまで読み手の問題です。
また、そのうち禁断症状が出るでしょう・・・
この本は「博士の愛した数式」を読んで、「まぁまぁ面白かったけど、評判ほどの傑作か?」と大満足には至れなかった人にお薦めです。
前半は小川洋子さんの小説を中心に数学の話が進み、後半は数学学者藤原氏の数学面白話になっています。前半の主役小川さん、後半の主役藤原さんという構成ですが、この本は明らかに小川さんの魅力が現れた本じゃないでしょうか。
特に前半、映画で言えばメイキングにあたるもので、メイキングを見せるというのは本来、反則技だと思うのですが、メイキングを見る事によって、よりその作品の魅力が増すという事があるのは事実ですね。
彼女のひらめきがあって生まれた小説なわけですが、読者はこの人のひらめきに感謝しなければならないヨ。
対談する者、小説を書く者としては当然の事かも知れないが、数学の事をよく調べています。藤原氏も「小川さんの数学的発想の鋭さにしばしば驚かされた」と言っています。
数学の楽しさを実感できる本というよりも小川洋子さんの魅力を再認識できる本。
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