JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「北へ還れ」のカナン星人

2009-01-25 | 怪獣たち
一向にはかどらないウルトラセブンDVDコンプリ計画。
ぼやぼやしていたらついにこの春、廉価版が販売されるという。
当然、途中から鞍替え、後半は廉価版でコンプリを目指しましょう。

ウルトラQやウルトラマンと違い、子供の頃の鑑賞に真面目さが足りなかったため記憶の薄いEPがあるウルトラセブン。

このカナン星人もそうです。どんな星人だったかさっぱり記憶がありません。
DVDを見直して、納得。これでは子供の記憶には残りません。

「北へ還れ」脚本:市川森一

フルハシ隊員と郷土(北海道)のお母さんとのエピソードの影に登場。
灯台に見せかけた円盤から外へ出ることもなく・・・
予算の関係か、操るべくカナン星から連れて来る怪獣も居らず・・・カプセル怪獣ウインダムの電子頭脳を狂わせセブンと戦わせるも・・・くるくる回ってバテてしまうウインダム。

300人の旅客機乗客を救うべく自爆に秒読み(カナン星人のせいで脱出装置が故障してしまったんです)フルハシと母親の交信。
空しく笑い続ける親子・・・・

こんなドラマ、アホの子供には無理。欲求不満になります。後に見てこそのエピソードでしたね。

特撮テレビにツッコミを入れながら笑う楽しみ方と、細かいところは目を瞑りSF世界を楽しむ見方。どちらも面白いですができれば後者でありたい。
しかし、ここで、どうしても突っ込まずには居られないのは、間一髪、自爆タイマーを止めて衝突を回避するフルハシ・ホーク3号。
あのタイミングでは衝突後の自爆でしょうね。

冒頭のフルハシ隊員、妹に騙されたとは言え、北海道まで来たんだ。母ちゃんに一目会ってやれや。

キリヤマの粋な計らい。北海道上空の偵察。着陸して母ちゃんに会ってやれや。

しかし、夕焼けの北海道上空をもう一周りして帰るフルハシ。流石、市川森一。

「北へ還れ」はカナン星人の影の薄さとは裏腹に意外と名作でした。

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