JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

7月5日 黒門亭 第2部

2009-07-05 | 落語
たまには落語も、と思っているけどなかなか手が回らない。
フラリと行きたい。
黒門亭に三三くんが出ている。早め(1時間前)に行くとギリギリ整理券ゲット。

黒門亭 7月第1週第2部
上野 落語協会2F

春風亭正太郎 (開口一番)「芋俵」
柳家さん弥  「臆病源兵衛」
古今亭菊輔  「鼓ヶ滝」

中入り

柳家三三   「明烏」

さん弥も菊輔も初見。
菊輔昭和54年入門、前座名菊坊。前座の頃、姿を見ているかもしれない、噺は多分聴いてない。(前座の記録は残してない)

臆病源兵衛。以前は先代馬生しか聴かなかった。平成になり雲助で聴いた。
7月19日の黒門亭でも五街道弥助がネタ出ししている。
最近は演じ手が多いのか?
馬生の時は陰で変な噺だと思ったけど、前半部を大げさに元気にやるとマンガみたいでウケるもんね。

鼓ヶ滝も初めて聴いた。
噺としては損な噺じゃないのか。旅ものジジババもの。
音に聞く鼓ヶ滝をうち見れば川辺に咲きしたんぽぽの花

和歌三神は
住吉明神・玉津島明神・天満天神(または柿本人麻呂)

柳家三三
ちょっと見ないうちに風格が出た。可愛さが薄らいだ。
まくらで昨日の話を始めると女性ファンから「誕生日!」の声がかかり
「ありがとうございます。確かにそうなんですがいきなり昨日の自分の誕生日の話に入る流れはおかしいでしょう」
携帯着信音とゲリラ豪雨での雨宿りの一席の話でした。

明烏
初めて何も知らずに女郎買いに行く息子を送り出す母親の描写が面白い。
紙入れに忍ばせたお守り「武運長久」が後に効いて来る。

「夕べ、男の悲鳴が・・・」に「それはさん弥だ」として臆病源兵衛の悲鳴に持っていくけど、やや不発気味。あ、時次郎を連れ出す町内の札付きの片割れも源兵衛じゃないか。まったくキャラ違うけど・・・

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