JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼」

2010-12-30 | 映画(DVD)
「エロ・グロ・純情/東映カルトプリンス 牧口雄二の世界」

「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼」1976年 東映 監督:牧口雄二

潤ますみ主演「玉割り人ゆき」の第二弾。舞台を城下町金沢へと移し、北陸の空に、やるせない男女の想いが交錯する──。冒頭の性技訓練シーン、驚異の女ストーカーぶりを発揮する中島葵、伝説の責め絵師・伊藤晴雨(長島隆一)によるSMプレイなど、見どころも多数。

1本で止めときゃよかったのに続編作って失敗しちゃったという例は数々あるが、これはその見本のよう。どうしちゃったんでしょう牧口さん。
前作の冷酷な玉割り人の描写をほぼ割愛してしまったので、ゆきの純情な恋がちっとも活かされない平凡なものになってしまった。もはや、玉割り人である必要すら無さそう。

今特集の裏の主役でもある川谷拓三も単なる浮浪者のチョイ役で、珍優川谷拓三を活かそうという気すらなかったか。

こうなってしまうとB級の悲しさ、ただ退屈なばかり。潤ますみの着物姿と日傘だけでは持たない。
中島葵の役柄に僅かながら満足を得て帰途に・・・

ラピュタ阿佐ヶ谷

にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「フェスティバル・エクスプ... | トップ | 「快楽亭ブラック毒演会」201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(DVD)」カテゴリの最新記事