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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「快楽亭ブラック毒演会」2010.12.30

2010-12-31 | 落語
「快楽亭ブラック毒演会」

年末の落語会を物色して選んだのがやっぱりブラック師というのも困ったもんだが・・・
久しぶりのブラック毒演会
最新CD、お年玉付きで3,000円
CDとお年玉が付くわけでなく、最新CDのタイトルが「お年玉」・・・
欲ばっちゃいけません。

前座 快楽亭ブラ坊 「近日息子」現在、げんきいいぞう先生と同棲中とやら

快楽亭ブラック

「お若伊之助」
「権助魚」

中入り

「文七ぶっとい」
「人権百川」

お若伊之助因果塚の由来が思いの他良かった。
夜這いする伊之助の正体がわかっているだけに、繰り返されるお若との卑猥な体位の仕草が効果的。他の部分は至って真っ当。

歌舞伎、落語の裏事情にやたら詳しい権助。文福の弟子ネタにやや受ける。

年末なのでブラック流の大ネタにぶつかると思っていたら、「文七ぶっとい」だった。
CDを持っているが生ぶっといは確か初めて。
とんでもな改作ですが、好きな件があります。
親孝行のお久が「こんな変態で、いいのか!良く考えろ。この先、何突っ込まれるかわかんないんだぞ」に頷き「それでも良いと申しております」という件。

差別大喜利が解放同盟に糾弾された昭和3年(これは挙げ足取り、平成3年の言い間違いですね)に思い付いたという人権百川、あるいは放禁百川。
二階で立川流の売れない噺家の寄り合い。ブラックが取材で友達になった性感マッサージ嬢の神様先生を呼んで気持ちよくなろうという相談。百兵衛は沼袋の有名人、別の先生を人違いして連れてくる。
ブラック師ならではの一席。談之助の曲解はいかにもありそう。

年末年始にかけて精力的に高座をこなすブラック師。
かなりハードスケジュールのようですが、ご自愛ください。

浅草 木馬亭

おまけCD
快楽亭ブラック「お年玉」
「ぞろぞろ」
「羽団扇」

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