JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「ザ・ローリング・ストーンズ レディース・アンド・ジェントルメン」

2010-12-11 | 映画(DVD)
「第1回爆音映画祭-音楽編」

「ザ・ローリング・ストーンズ レディース・アンド・ジェントルメン」1973年 監督:ローリン・ピンザー

1972年の名盤「メインストリートのならず者」リリース後の北米ツアー、72年から73年のツアーを捉えた唯一といってよい正式なライブ作品。。1974年に一度は完成したものの一般に公開されることなく40年近くお蔵入りになっていた幻の作品。

今年は「ストーンズ・イン・エグザイル」も公開されたので、この完成後、久々の公開はタイムリーではありますが・・・
だから、未発表映像を次から次へと商売にされたらこっちは堪らんのよ!・・・と、嬉しい悲鳴。

知らなかったけど、武道館で特別上映があったんだね。

我々世代はストーンズ来日公演中止を目の当たりにしているので感慨深いものがある。
とはいうものの個人的には、その頃ストーンズに、あまり関心示してなかったんだけど。
その後、ロックからジャズに関心が移って行った頃「レッツ・スペンド・ナイト・トゥギャザー」が公開されたのを見てぶっ飛んじまった。それ以来のファンでございます。

武道館での上映は行けなくても、吉祥寺の爆音で見れたのは何より。

ストーンズにはやや乗り遅れた感の私ですが、今回のミック・テイラーの姿は流石に嬉しかったですね。
「静」担当がビル・ワイマンと2人になってステージが落ち着く。カッコ良ェ~

ミック自身も音楽的に最も充実していた時期と申しております。
そう、音楽的になんです。ライブ・パフォーマンスはまだまだシンプル。この頃はそこがまた良いんですね。

編集は2日間昼夜の4公演をあたかも1回のライブのように小刻みに編集。コスチュームが目まぐるしく変わって、PVのような面白い効果を上げていました。

そして、当時ロック・スターの象徴ともいえる、股間もっこり。
ミックの股間についつい気を取られちゃいます。
当時の中学生から見ると、恥ずかしくもカッコ悪いと思ったもんですが、こちらも大人になり、ミックの股間に頬刷りしたくなるというバカ女ファンの心理も少しは理解できるようになると見方も変わるってもんです。

SET LIST

Brown Sugar
Bitch
Gimme Shelter
Dead Flowers
Happy
Tumblling Dice
Love In Vain
Sweet Virginia
You Can't Always Get What You Want
All Down The Line
Midnight Rambler
Bye Bye Johnny
Rip This Joint
Jumpin Jack Flash
Street Fighting Man

ライブパフォーマンスこそストーンズの真骨頂で、数多くのライブが映画になっています。爆音オールナイトで一気に見てみたいですね。

ホンモノのライブと違って映画の場合は観客も冷静。ご本人たちに比べあまりに怠惰な中高年ファンにとっては無理が無くってありがたい。

吉祥寺バウスシアター

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