「秘技四十八手 枕絵のおんな」

「ＯＰ映画＆新東宝 メモリアル作品」特集

「秘技四十八手　枕絵のおんな」1994年　大蔵映画　監督：小川和久＝小川欽也

江戸時代中期、浮世絵師・歌国は、江戸の大商人・蓑屋から娘の嫁入り道具としての枕絵を頼まれる。美しく清純な町娘・おえい（水鳥川彩）をモデルに描きはじめるが、いつしかその処女の肉体に魅入られ・・・

浮世絵を使った時代物ピンクであり、劇中で北斎や歌麿の浮世絵を歌国（久須美欽一）が評する場面がお値打ちでありました。

　　

歌国の弟子役は杉本まこと名義のなかみつせいじ。まだ若い。

女優陣は水鳥川彩の他に藤崎あやか、岸加奈子。
大商人蓑屋が野上正義で、この男が囲っている人妻が藤崎あやか・・・歌国の弟子の杉本まことに四十八手を実演指導する女郎が岸加奈子・・・で良いのでしょうか。よく聞くピンク女優さんですが、まだまだ顔と名前が一致しません。修行が足りんな。
追記※「禁男の園　ザ・制服レズ」で認識。蓑屋に囲われている方が岸加奈子。

娘の嫁入り道具として絵師に描かせた枕絵でありましたが、その出来があまりに素晴らしいので娘に贈るのは勿体無いと、自分で鑑賞しながら妾と楽しむ。
子供にあげるつもりが、ついつい自分のものにしたくなる気持ちは、よ～く解りますよね。

上野オークラ劇場