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「未体験ゾーンの映画たち 2014」
「フィンランド式残酷ショッピング・ツアー」2012年 露・芬 監督:ミハイル・ブランスキー
Shopping-tur
隣国フィンランドへのショッピング・ツアーに参加した母と息子。大きなショッピング・モールで買い物中、突如店内に響く叫び声!血まみれのツアー客!なんと店員や現地の住人が、人間を貪り食っていたのだ!
もう、紹介文から言ってダメダメ感たっぷりなのですが、こういう作品こそ劇場で観るべきで、レンタル待ちに回したりしたら最後、絶対借りないだろうという事で・・・
フィンランド人からクレーム来ないのかしらと思うと露・芬合作って事になっている。やってくれるじゃないの。
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スマホを使ったPOV映画というのはトレンドという事でなく、低予算のごまかしでしかないし、何でこんな事がおきているのかの真相は囚われた監獄で隣のパキスタン人が全て語って説明するという安易さ、母と息子が勇気を持って立ち向かう活劇があるわけでもなく、特撮、特殊メイクがあるわけでもない。まったくホラーとしてゆるゆるなんだけれど、何故かこの作品に対して寛大な気持ちになるんだよね。好きですこういうの。
殺戮が始まる前のバカ息子とその母親(こっちも相当アホですが)のやりとり。
思春期の息子を連れての旅行なんてこんな物といったリアル感がたまらなく面白い。
惨劇前にやたら「この国の人たちは優しい、ロシアだったら、私だったら・・・」で押してくる。ポイントですね。
本作での母親がロシア国に毒付いたり、フィンランド人警官が語るフィンランド気質なんてのはいかにも皮肉たっぷりって所。
唐突なラストも良いですね。
「おいおい、まだ日が暮れてないけど終わっちゃうのかよ・・・」と思ったのですが、これって、白夜ーーーーーー!!
グロ表現も少ないのでアホな中坊を持つ母親は是非レンタルして母子で楽しんで欲しい作品。責任はもたんよ・・・、あ、ウチか!
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ヒューマントラストシネマ渋谷
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「フィンランド式残酷ショッピング・ツアー」2012年 露・芬 監督:ミハイル・ブランスキー
Shopping-tur
隣国フィンランドへのショッピング・ツアーに参加した母と息子。大きなショッピング・モールで買い物中、突如店内に響く叫び声!血まみれのツアー客!なんと店員や現地の住人が、人間を貪り食っていたのだ!
もう、紹介文から言ってダメダメ感たっぷりなのですが、こういう作品こそ劇場で観るべきで、レンタル待ちに回したりしたら最後、絶対借りないだろうという事で・・・
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フィンランド人からクレーム来ないのかしらと思うと露・芬合作って事になっている。やってくれるじゃないの。
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スマホを使ったPOV映画というのはトレンドという事でなく、低予算のごまかしでしかないし、何でこんな事がおきているのかの真相は囚われた監獄で隣のパキスタン人が全て語って説明するという安易さ、母と息子が勇気を持って立ち向かう活劇があるわけでもなく、特撮、特殊メイクがあるわけでもない。まったくホラーとしてゆるゆるなんだけれど、何故かこの作品に対して寛大な気持ちになるんだよね。好きですこういうの。
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殺戮が始まる前のバカ息子とその母親(こっちも相当アホですが)のやりとり。
思春期の息子を連れての旅行なんてこんな物といったリアル感がたまらなく面白い。
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惨劇前にやたら「この国の人たちは優しい、ロシアだったら、私だったら・・・」で押してくる。ポイントですね。
本作での母親がロシア国に毒付いたり、フィンランド人警官が語るフィンランド気質なんてのはいかにも皮肉たっぷりって所。
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唐突なラストも良いですね。
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「おいおい、まだ日が暮れてないけど終わっちゃうのかよ・・・」と思ったのですが、これって、白夜ーーーーーー!!
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グロ表現も少ないのでアホな中坊を持つ母親は是非レンタルして母子で楽しんで欲しい作品。責任はもたんよ・・・、あ、ウチか!
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ヒューマントラストシネマ渋谷
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可愛い、と来ましたか。
チラシやあらすじからスプラッタ映画を期待すると肩透かしくらいますが、観ればすぐに期待した自分が悪いんだと気づくはず。こういう作品に出合った時は切替えが肝心ですね。ドンマイドンマイ。
何かそういう制作姿勢が可愛い。