JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

DVD 「チャーリーとチョコレート工場」

2006-11-19 | 映画(DVD)
やっと観ました。
上映時、家族で観に行こうと思っていたのに、Hero-Nの「映画は長いからイヤ」の一言でボツになっていました。

スーパーに行って美味しいチョコレートを買って、食べながら鑑賞。
それにしても、今、高級なチョコレートが沢山発売されているんですね。目移りしちゃいます。

オープニングから、もうワクワクのティム・バートン・ワールド!

ティム・バートンとロアルド・ダールの世界が見事に融合。ダニー・エルフマンの音楽も、もうお決まりなんだけど、そこが嬉しい。

しかし、やっぱりどうしても引っかかるのが、チャーリーが拾ったお金でゴールド・チケットをゲットする事。(原作の時にも言ってました、執つこいですか。そうですか。


貧しい家庭だというのに、「ゴールド・チケットが当たったよ!」と持って帰っても何らお咎め無しですか?
子別れの金坊だったら玄翁で頭ぶたれる所ですよ。(執つこいですね。そうですね。

それ以外は原作以上に楽しめました。

ウィリー・ウォンカの登場シーンが最高!ナイトメア風味。
さらに終盤のチャーリーが家に帰ってからのエピソードが付加されていてこれが秀逸。
工場より家族を選ぶチャーリー。
終始、家族に対して欠落した性格を見せるウォンカ。彼は両親という言葉を口にする事ができないくらいだ。アワワワワ・・・
ウォンカの父(歯科医/クリストファー・リーなんですね)との再会。勘当した息子を思い続けていた父の心情を知る事になります。
ウォンカ氏を家族に迎い入れての夕餉。新しいお菓子の企画会議に夢中になるウォンカ氏とチャーリー。実にティム・バートンらしいテーマに仕上げました。(またか。という気もするけどそこが嬉しいんですね。)

家族をテーマにしたハート・ウォームな作品・・・にしてはブラックもきつかったけどね。それこそ、ティム・バートン&ロアルド・ダール!

家族で観るには良いと思ったけれど、ちょっとHero-Nには早かったかな。
ウンパルンパの同じ顔の叔父さんたちも不気味だったみたい。
子供が受ける災難に怖がって、お母さんに抱きつくシーンも・・・
心臓バクバクでとても心配そう。

「大丈夫だよ、最後には助かるから」
「どうして知ってるの?」
「本を読んだからね」

青いままのバイオレットや伸ばし機で薄っぺらになったマイク・ティーヴィー、お気の毒様。

「怖かった?」
「ちょと怖い所あったけど、最後はそうでもなかった」・・・だそうです。

人気blogランキングへ原作・ロアルド・ダール

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 退却指令! | トップ | ティム・バートン 「オイス... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうですよね^^; (ちゃとと)
2006-11-21 08:56:31
拾ったお金は届けなきゃー
そこは、どうしても引っかかりますよね。

原作をお読みとは素晴らしい!
読んでない私は偉そうなことは言えないのですが、1971年に映画化された「夢のチョコレート工場」でも、チャーリーは少し決まりを守らなかったりします。
原作ではどうなんでしょ?映画よりイメージがいたずらっ子なのかな?
TBさせていただきます。よろしくお願いします♪
返信する
チャーリー (imapon)
2006-11-23 00:45:53
確かいたずらっ子というイメージは無かったと思いますけど。誕生日に買ってもらったチョコがはずれ、おじいさんに買ってもらったチョコもはずれ・・・そのあたりの描写がワクワクで良かったと記憶しています。
ウンパルンパの歌の訳詩はどうでしょうね?
返信する

コメントを投稿

映画(DVD)」カテゴリの最新記事