この日から夏休み。
部屋の模様替えをして、PCを弄ってる時の体制が前屈み気味なのを改善しよう。
余裕があったら畳敷きの部屋にしよう。とかいろいろ考えてた。
それも全部出来なくなった。。。
8時くらいに目が覚めて、スーファミミニの予約がどうなっているかチェックしてた。
まあ、大体9時から予約開始って感じだった。
そんなことをやっている時に部屋の扉をノックする音が・・・。
母親が「おとうさんの寝相が悪いから直してあげて」というので、両親の部屋に行ってみると、
ベッドから上半身はみ出して父親が寝てた。
声を掛けながらベッドに戻してあげた。
それにしても凄い寝相だったし、なかなか起きないなぁ。。。と思いつつ、その時はそれで自分の部屋へ。
9時過ぎて、結局スーファミミニの予約は出来なかったので、諦めて下に行こうとした時、
丁度、母親が朝食の支度をして自分の部屋に戻るのに階段を上がってくる所だったので、
自分の部屋の前で母親が上がってくるのを待ってた。
その時、両親の部屋の扉が開いていたので、何気なくそっちの方に目をやったら
父親が変な格好で寝ていたので気になった。
母親に「お父さん変じゃない?様子見た方が良くない?」と言って一緒に両親の部屋に入った。
父親の寝相が明らかにおかしく、うつ伏せで頭だけベッドの外に出す様になってた。
近づいてみるとベッドの下に嘔吐のあと。仰向けにして、声を掛けてみたけど反応無し。
足の先も紫色になっていて明らかにおかしいので、母親に救急車を呼ぶ様に言った。
母親が一旦電話を切り、俺に電話する様に言われたとのことで、俺の電話で119番。
スピーカーにしながら、指示に従って心臓マッサージをしている間に救急隊員が到着。
あとは隊員の方に任せて、何をしたら良いかとあたふたするばかり。
しばらくして、父親は病院に緊急搬送するために救急車に乗せられ母親が付き添うことに。
上から順番に、、、と言うことで上の姉に電話したけど出なかった。
次に兄に電話したけど出なかった。
再度、姉に掛けてみたけどやっぱり出なかった。
もしかしたらと思って、義兄に電話したけどこちらも出なかった。
病院に搬送されてから母親から電話があり、処置して貰ってると言うことで一安心したので、
とりあえずシャワーを浴びてから病院に行くことにした。
準備してる時に義兄から電話があった。
父親が病院に搬送されたことを説明。この時、声を聞いて安心したのか声が詰まって
なかなかしゃべることが出来なかったな。。。
そのあと下の姉に連絡してシャワーを浴びてから、父親の嘔吐したのを片付けて病院に行った。
病院に行くとベッドに横たわった父親とそのそばに居る母親が居た。
老いた父の手を老いた母の手がさすってるのを見て少し悲しくなってきた。
父親に繋がれた機械を見ると、心臓は動いてるけど呼吸をしていない状態。
それから救急センターの先生から色々説明。
家を出た時には既に心肺停止状態だったそうで、病院で処置をして心臓は動く様になったけど、
自分で呼吸できない状態。脳の左に損傷があって肺もなんかおかしかったらしい。
これ以上処置できないと言うことで、11時16分に心臓突然死の診断。
それから各所に連絡。
まず上の姉にメール。電話してもしゃべれないと思ったのでね・・・。
しばらくして落ち着いてから下の姉に電話。
あと、これははじめて知ったんだけど、病院以外で亡くなった場合事件性が無いか調べる
必要があるらしく、警察が家に調べに来るとのこと。
まずは病院に来て、父の体に変な傷が無いか等調べる。
それに結構時間が掛かる。そのあと、母親と俺に対して事情聴取。
父が病院に搬送される時の状況を事細かく説明。父の生い立ち等も聞かれてたな。
そのあと、自宅に行って実況見分。警察の実況見分なんて初めてだったわ。
父親の亡くなった所を写真撮る。
あと、金品を奪われてないか、父親のサイフを調べると言うことで探す羽目に。
普段から整理せずにゴチャっとしてたので、なかなか見つからなくて困った。。。
やっとの思いで見つけて刑事の前に持っていった。
サイフの中のお金とお金に関するカードを出して写真を撮る。
嘔吐した物があるか聞かれて、片付けてゴミ箱に捨てた物を出してきてそれも写真撮影。
それで、実況見分終了。
それから病院に戻り、いろいろな手続き待ち。
実況見分の間に葬儀屋に連絡していたらしく、霊安室に運ばれて線香をあげたあと
すぐに葬儀屋が来て、父親と共に母親は葬儀屋に向かった。
俺はあとから車で葬儀屋に行った。
葬儀屋で、いつお通夜をして告別式をして火葬するか、どんなプランでやるかを決める。
夕方になってやっと帰宅。
もうね、なんか色々ありすぎて疲れた。。。