オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

課題図書、読了

2011-05-20 | 

5月20日

 得意先の社長さんから勧められた本、百田尚樹の「永遠の0」を読み終えた。


永遠の0 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


 こんな話しだ。


 昭和20年8月に特攻隊で散った祖父。

 時代を経て、その姿を当時の関係者に話を聞きながら追いかけていく孫。

 当時の現在の考え方のギャップがよく分かるし、当時の職業軍人が決して誰かのために戦っていた訳でないのもよくわかった。

 結末は「???」って感じがしたけど、良作でした。

 


また感動

2011-02-26 | 

2月26日

 勧められた本を読んでいる。

 「奇跡のリンゴ」だ。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治
幻冬舎




 不可能と言われたリンゴの無農薬栽培をやり遂げた木村秋則さんの軌跡を捉えた一冊。無農薬という不可能に挑み、弾かれても弾かれても折れなかった木村さんの心、その心すら絶望に折れかけた所に救いがあったのにひたすら感動。

 果たして自分はどうやろかと自問自答しながら。


本読んで泣いたのは久々

2011-02-10 | 
 「栗林忠道 硫黄島からの手紙」を読んでいる。

栗林忠道 硫黄島からの手紙 (文春文庫)
栗林 忠道,半藤 一利
文藝春秋


 太平洋戦争において激戦地となった硫黄島。そこの指揮官だった栗林中将が硫黄島に赴任してから米軍が上陸するまでの8ヶ月間に家族へ宛てた手紙の数々。

 自分の無事をまず伝えた後、残される家族に自分がいなくなっても強くあれと願う父親の姿がそこにはある。

 読んでいると、ふとした言葉で泣けてくる。

中学以来の習慣復活

2010-11-27 | 
11月27日

 この所、週末は千種の図書館に通っている。一月ほど前、プールの真向かいに図書館があるのを発見。早速カードを作り、泳ぎに行くついで、せっせと本を借りている。

 今、読んでいるのは佐伯泰英の居眠り磐音シリーズ。行った時、在庫があれば借りる感じだから、中々前に進まない。ま、のんびり読もうと思っている。

膠着

2010-10-14 | 
10月14日

 仕事帰り、最寄駅のブックオフで100円の文庫本を買い、部屋で読む。

 という生活が続いている。

 この数日読んだ中で面白かったのはこの本。

膠着 (中公文庫)
今野 敏
中央公論新社
 

 サラリーマンを描いた小説だが、内容が面白い。

 主人公の勤めている会社(接着剤メーカー)が開発した新商品「くっつかない接着剤」をどう売るか?

 肩肘張らずに最後まで読める一冊。




乱読中

2010-10-09 | 
10月9日

 相変わらずテレビもコンポも設定していないMy room。

 お酒も控えている今、とりあえずは本を読む事くらいしかする事がない。

 で、駅近くにあるBook Offに寄り道して買った100円の古本を読む日々が続いている。

 飽きてくるまで、このリズムを続けてみようと思います。 

夏休みの課題図書

2010-08-13 | 
8月13日

 今年の夏休みは、今日から4日となる。

 休みの間に読む本を物色しに、上社のBOOK・OFFに行く。ちょうど文庫本のセール中だったので、ついつい買い込む。湊かなえ「告白」、堂場瞬一「焔」、忌野清志郎「十年ゴム消し」

 に加えて、

 ゴルフのスウィング指導本を2冊。

 
本を読むより素振りをしろと言われそうだが、いかんせん振るクラブを持っていない。読まないよりはましと思って読むとしよう。

ラストまで後少し

2010-08-05 | 
8月5日

 本屋に寄り道して、「楊令伝」の最新刊を購入。

楊令伝 14 星歳の章
北方 謙三
集英社

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 昔の梁山泊を知る同士がまた散った。

 「水滸伝」・「楊令伝」と、足かけ数年に渡り読んできたせいか、淋しい気持ちになる。

 完結まで後1冊。長かった物語も終わる。これも淋しいもんやね。


遅ればせながら12巻

2010-04-26 | 
4月26日

 何かを忘れているような・・・

 そんな気がしていた。梅田の紀伊国屋に行って「何か」がわかった。

 「楊令伝」である。

 今年の1月に出ていた12巻を読もう読もうと思っていたのをすっかり忘れていた。

 部屋に戻った後、楊令伝の12巻を読み始めた。

 数ページで楊令の世界に浸りこむ。


落語の伏線

2010-04-19 | 
4月19日

 昨日、落語を見たかったのは、この本を読んだから。

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
北村 薫
東京創元社

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 ミステリーなんやけど、お決まりの誰かが死んだり何かが盗られたりと言った話しは無い。生活の中で、ふと目にした謎を解いていく。その探偵役が落語家さん。そのせいか、作中に古典落語の説明がちょいちょい入ってた。で、落語が聞きたくなったという訳だ。

 我ながらわかりやすい頭を持ってますな。