美味しゅうございました。

11月30日

　夕方、事務所にいると内線が鳴る。同期の子からで、内容は上司から食事に誘われたので一緒に行かへんかっていうお誘いだった。明日、東京で研修あるから５時起きやしなあ、その準備もしっかりしやんとあかんしなあ、仕事もやれるだけやらんとあかんしなあ・・・。ってことは全く考えず、行くと返事をする自分。うーん、ただの酒飲みとなっております。

　上司に連れて行ってもらったお店は心斎橋にあって、魚も肉もむちゃくちゃ美味しかった。で、お酒もおいしくて言うこと無し。ほんま大満足できま。また行かなっ！って思っても、ご馳走になったので、一体なんぼになるのかぜんぜんわかりません。

　

でかっ！

11月29日

お昼休み、会社近くの中古ゴルフショップに行った。上司についていったのだが、ゴルフに全く興味がない僕はこういうショップに入るのは初めてだ。壁際の棚にはアイアンのセットがズラーッと並んでいる。値札を見ると中古とはいえ高い高い。こんなんよう買うなあ。僕には信じられまへん。次にドライバーを見たら驚いた。ヘッドのでかさに驚いた。こんな大きかったっけ？まあ、クラブを、ちゃんと見るんは十何年ぶりやから、変わってても当たり前やわな。こんな変わってるんやったら、宮里藍も横峰さくらも球をブンブン飛ばすわなあ。

って事をついつい考えながらお店を出たのでした。

ちょっとだけホッ。

11月28日

夕方、母親から電話があった。ばあちゃんが集中治療室を出て一般病棟に移ったという連絡だった。だが、意識は戻っていないらしい。

　心の底からホッとできる日が来ることを願う。だから、

頑張れ。ばあちゃん

一晩寝てみて

11月27日

昨日、ばあちゃんのお見舞いのあと、塾に行って先生や後輩の子達といろいろ話しをした。頭の中にばあちゃんの事を考えながら。

今朝起きて、ふと思った。ばあちゃんがいなくなるってことを今、自分は受け容れていかなあかんのかなって。

大阪に戻る前に病院に。ばあちゃんの様子は昨日と変わらない。話しかける。反応は無い。お医者さんの話しでは、反応がだんだん弱くなってきているって・・・

心の準備をしないといけない。ばあちゃんがいなくなる。この事実を受け容れなければならない。

わかっている。

でも。ばあちゃんにはまだまだ長生きして欲しい。意識が戻って欲しい。そして、また話しをしたい。

　切にそう願う。

お見舞い

11月26日

三重に帰った。ばあちゃんのお見舞いに行くためだ。

　「ばあちゃんが倒れた。」

　一昨日、仕事中に姉貴から入ってきたメール。すぐ母親に連絡した。

　「原因は脳出血で意識不明の状態。お医者さんは高齢で手術も出来ないから、集中治療室で点滴投与しながら経過を見るしかない。ただ、この状態より良くなることはもう無いって言ってるんよ。」

　母親は多くを語らなかったし、淡々としていた。僕にも覚悟しとけって事か・・・。

　「一回そっち帰るわ。」

　その時、僕が母親に言えたのはそれだけだった。

ばあちゃんが今、入院しているのは松阪済生会病院。松阪へは近鉄で行けるので、大阪から直接向かう。病院まで車で来ていた母親と入り口で合流。集中治療室に入る。

　ばあちゃんが寝ていた。苦しそうに寝ていた。「おばあさん、勲が帰ってきたで。」母親が話しかける。「ばあちゃん、ばあちゃん、帰ってきたよ」僕が話しかける。反応は無い。苦しそうな息遣いだけが聞こえてくるだけ・・・

　集中治療室を出た。つらい。ばあちゃんがあのままでいるのもつらいし、いなくなるって考えるのもつらい。今はただ、ばあちゃんのくしゃくしゃの笑い顔を見させてほしい。

アッマーイ！

11月25日

今日は金曜日。しかもー、かつー、給料日。と、くればー？はい、飲みでしょ。

という訳で今日も飲み。昨日走ったせいで体中のあちこちが筋肉痛になっているが、そんなことは気にしない。なんてたって今日は飲み放題。ガンガン行かんと！って言いつつ、普段は絶対頼まないような甘々のカクテルを次々飲む。せっかくやしね。けど、何を飲んでもジュースみたいで全然酔えない。いろいろ試しているうちにいつのまにやらタイムアップ。で、そのままお開き。

不完全燃焼。せっかくの金曜やったのに。まあ、カクテルで酔えると思った自分がアッマーイ！！

ってこったね。

Run Midnight

11月24日

　日付が替わる時、僕は河川敷に立っていた。

　「よし、あの橋まで。」心の中でそう呟き、僕は走り始めた。

　数時間前、僕は上司と話していた。自分が悩んでいることを伝えていたのだが、それに対する上司のアドバイスはこうだった。

　「越知が悩んでる事なんか頭が空っぽになるまで思いっきり体を動かせばきれいにどっか行ってるわ。普段全然身体動かしてないやろ、だからや。一回、とことんまで走ってみろ！」よし、じゃあやってみよう。とことん走ったろやない！
真っ暗な中、僕は淡々と走る。聞こえるのは自分の足音と吐く息、そしてたまに走ってる車音のみ。

とか考えながら走れたのは最初だけ。しばらくすると、息が乱れて、ストライドも小さくなってくる。しんどい。が、とにかく走る。遠くに見える橋だけを目指して。

橋に到着。やっと着いたか。思わずその場にしゃがみこむ。そのままジーッとしていると、乱れた息が整ってくる。1、2分はそうしてたかな。ようやく呼吸が落ち着いた。のそっと立ち上がる。すると、そこには音の無い世界があった。遠くの灯がゆっくり点滅しているのが見えるだけ。車の音も聞こえてこない。ここまで静かな世界を意識するのって、いつ以来や。この世界に自分しかいないと思えてくる、だからといって淋しさは全くない不思議な感覚。この瞬間、僕は確かに悩みの事なんて何も考えていなかった。

で、帰り道も当然走ったのだが、あまり覚えていない。気が付いたら寮の前にいた。そんな感じ。部屋に戻ったらかなりええ時間になっていたが、ぐっすり眠れた。

　いやあ、効果テキメンでしたわ。

二次会にて

11月23日

　この度、会社の先輩がご結婚されたので、二次会に参加することとなった。先輩が結婚されたのは社外の方なので、ここはビシッと決めてかんと。頭の中でどんな感じにしよか考えながらシャツ、ネクタイを決める。で、次は髪のセット。久々にジェルでも使うか。ジェルを髪に撫でつける。しばらくすると何かおかしい。髪がスースーする。何でや？ジェルを見る。って、これシェービングジェルやん！やってもた！！慌ててジェルを流してセットし直す。部屋に戻って、時計を見たら、もう出やなあかん時間。いそいで園田駅に向かう。

阪急梅田からテクテク歩く。まだ頭がスースーしてるけど気にしない気にしない。10分くらい歩いたら会場が見えてきた。入り口には、すでに会社の方が何人か集まっている。さっそく近づいていく。すると、僕を見るなり上司から「えらい格好やな」とのツッコミを頂戴する。うーん、確かに黒スーツ・黒シャツ・白ネクタイは、ちょっとやりすぎたかな。（写真参照）

中に入る。と、そこかしこから聞こえてくるのは河内弁。先輩も旦那さんも堺の方やから、友達も地元の方が多いわな。にしても、周りで河内弁喋られるとえっらい迫力。梅田にいる感じが全然しない。

二次会が始まった。新郎新婦の入場。先輩の真っ白なウェディングドレス姿につい見とれる。いやー、ほんま綺麗。後輩の女の子たちからもため息が出ている。旦那さんを見るのは初めてなのだが、男前な方だ。体もむちゃくちゃごつい。年下って聞いていたけど、先輩よりグッと年上に見える。

二次会では、旦那さんの友達が頭を丸刈りにされたり、これまた旦那さんの友人で吉本興業の芸人さんが出てきたりと、あったかい雰囲気の中、進んでいく。
　今日は呼んでいただいてホント良かったなあと思ってた時だった。友達の掛け声にのりながら旦那さんが焼酎の一升瓶を一気飲みした。えーっ！？そんな無茶してええんかいな。でも、しっかり立ってはるしな。すごいわ。

数十分後、二次会がお開きになり、会場を出ようとしたら、見送ってくれている先輩の横で旦那さんがぶっ倒れてた。

やっぱり無茶でしたか。でも、友達に応えて無茶をするってのは、男としてかっこいいな。自分も見習わんとあかん。ああいう男にならんと。って事を思いながら寮に帰ったのでした。今日はほんま楽しかったです。

晩秋

11月22日

と思っていたら、いつのまにやら冬っぽくなってきた。朝晩ずいぶん寒くなってきた。暗くなるのも早い早い。自分の周りには、風邪を召されている方もチラホラ。会社に入ってから風邪を毎年引いてる僕としては気をつけやなあかんと思う。

とか言いながら、また飲みである。なんだかんだと盛り上がり終電手前まで飲み続ける。で、明日は先輩の二次会に呼ばれているのでまたまた飲み。うーん、お酒は控えなあかんと思いつつも、いっこうに減りません。

♪あ～たらし～い

11月21日

　あ～さがきた、き～ぼうのあ～さだ♪

なぜかラジオ体操の曲が頭の中をグルグル回ってる月曜日。会社の先輩後輩と飲みに行った。先輩に誘われた僕が後輩を僕が誘ったって感じ。



と、ここまで書くと、ま～た、いつものようにカンカン飲んでグダグダになった話しやな。



　と思うでしょ？？ところが、さにあらず。まあ、飲むには飲んだのだが、今日はサプライズが一つあった。それは後輩。全然話さなかった後輩が、いきなり堰を切ったように話したのだ。しかも、面白いやん！いやー、「男子三日会わざれば、括目して相待すべし」とはこういう事を言うんやな。なんか久しぶりに今日は飲んでよかったーと思える楽しい飲みでした。