オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

ゼミ飲み

2003-10-31 | 飲み・食事
10月31日

 仕事が終わり、後輩達と事務所を出て、のみに行くかと思った矢先に携帯が鳴った。誰やろ。先週、名古屋で結婚した友人である。「なーに?」と出ると、ゼミの友人が滋賀からこっちにきているから、みんなで集まっているとの事。ちなみに神戸で結婚した彼である。飲んでる場所は表参道。じゃあ行くわという事で、後輩に謝って、表参道へ。

 表参道にはシャレた店が多く、都会としての東京を強く感じる場所だ。僕なんかいつ行っても浮いている気がする。根っからの田舎者なんやろな。メールを頼りに、皆がいるお店に向かうと、そこはおしゃれなスペイン料理店だった。表参道って感じがするなあ。10秒位、店の前でたたずんだ後、店に入る。

 行ってみると、僕が一番最後だった。みんな最近、結婚式で会っているから、毎度毎度って感じで席に着くと、久々に会う友達が一人いた。彼とは大学の卒業式以来会っていなかったので、5年ぶりである。今月から東京に異動になったらしい。最近どうよ?ってな話しをしている内に、いつの間にやら時間が経ってて、気が着いたら、もう終電の時間になってた。楽しい時間は流れていくのがほんま早い。
滋賀の友達は泊まるしかないので、僕も付き合うことにする。終電に乗れる友達とはそこで別れて、渋谷にある友達の部屋に向かう。で、友達の部屋の近所にある「山頭火」でしっかりラーメンを食べて、男3人川の字になって寝た。

スエードは良い

2003-10-29 | 音楽・映画
10月29日

 仕事を終え、上野のHMVに寄り道。何かを買う訳でもなくぶらぶらしていると、SUEDEのシングル集が出ていたので迷わず買う。こんなん出るなんて全然知らなかった。SUEDEはイギリスのバンドで、学生の頃、よく聴いていたバンドの一つである。大阪IMPホールでやったライブも見に行った。あん時はかっこよかったなー。ボーカルは好き嫌いがはっきり分かれる声だと思うが、僕は大好きだ。ギターのトーンもシングル集には、当時の曲もしっかり入っていて、つい一緒に口ずさんでしまう。「SO YOUNG」、「TRASH」、「SATURDAY NIGHT」・・・素晴らしいな。



なんだかねえ・・・

2003-10-27 | 飲み・食事
10月27日

 目が覚めると、8時。うーん、すっかり寝不足である。まあ、会社休めたしゆっくりするか。一緒に泊まった友達らとホテルでのんびり朝飯を食べる。ホテルをチェックアウトして、名古屋駅へ。友達の一人が名古屋っぽい喫茶店に行きたいと言い出した。友達の定義によると、名古屋っぽい喫茶店とは、1.モーニングが安い。2.コーヒーにお菓子がつく。という所らしい。どこで誰に聞いたのか全然分からないが、とにかくそういうところがいいと言う。そのリクエストに応えるべく、それらしき喫茶店に入ったものの、そこは残念ながら普通の喫茶店だった。まあ、僕は久しぶりにソーダフロートを飲んでご機嫌になれたからええねんけど。

 で、皆と名古屋駅で別れて、一人新幹線で東京へ。上野まで来て、お腹が空いたことに気付いた。時計を見ると、4時過ぎである。「どこ行こうかなあ。」と考えていると、一軒思い当たった。光麺の塩ラーメンである。ヨシッ、あれ食おう。人込みをサクサクかき分け進んで行くと、全然並んでいない。ラッキー、さっそく塩を注文する。すぐ出てきた。早速食べてみる。前回食べた豚骨よりはおいしい。けど・・・、うーん、おいしいかなあ、っていう味。少なくとも僕の好みではない。これやったら、竹ノ塚にあるGEN’Sラーメンの塩の方が100倍うまいな。まあ、少なくとも並んでまで食べることないな。

 その後、寮に戻って日本シリーズ最終戦を見ていたが、阪神のふがいなさに腹が立ってきたので、途中でテレビを切って寝た。



めでたいのは結婚式

2003-10-26 | 日々の雑感
10月26日

 朝、目が覚めると、めちゃくちゃええ天気。けど、風は涼しい。空を見上げると、雲もほとんど無い。

 「こりゃ、ええ一日になりそうや。」と、心の中でつぶやいて、悲しさをちょっとだけ忘れることにした。

 昼過ぎに津を出て、名古屋に到着。そっからタクシーに乗って結婚式場に向かう。会場は名古屋観光ホテル。エントランスから高級な感じがする。「あいつ、すっげーとこでやんなあ。」と思いつつ、周りを見渡すと、席に座ってくつろいでいる友人らをすぐ発見した。すぐ見つけられたのは、彼らが入り口のすぐそばに座っていたのもあるが、場の雰囲気になじんでいない部分も大きかったと思う。ま、こんなこと言ってる僕もその場では浮きまくりなのは間違いないけど。ほとんどの友達は先々週の結婚式であっていたが、久しぶりに会う友人が一人いた。彼は今、イギリスに留学している。最後に会ったのは、彼がイギリスに行く直前だったから、かれこれ2年近く前になる。今日、僕は彼に会うのをめちゃくちゃ楽しみにしていたのだ。学生の頃、よく二人で、もしくは三人で朝まで飲んだくれていた。(ちなみに三人目は今日、結婚する友達である。)楽しい思い出である。だが二年ぶりなのに、久しぶりな感じが全然しない。なんでやろ。彼の雰囲気が全然変わっていないからかな。それとも僕にとってこの二年間があっという間だったからか。うーん、なんやろ。ま、ええや、と言うことで最近どう?ってな事を話していると、話題が阪神の話しになり、あんまり詳しく知っているから、思わず「お前、駅前留学やろっ!」ってツッコミを入れたりして、みんなでわいわい言っている内に式の時間になったので、会場に向かう。

 結婚式場はチャペル。神父さんはハリーポッターの校長先生みたいだ。まず新郎である友達が出てきた。顔がちょっとカタいかな。まあ、緊張するわね。続いて、新婦入場。相変わらず綺麗だ。以前に友達と奥さんと僕の三人で飲んだことがあり、友人に紹介された時に綺麗だったので、ビックリしたのを思い出した。ほんま、めでたいなあ。思わずニコニコしてしまう。僕が妖しい笑みを浮かべている間につつがなく式が終わり、披露宴。披露宴ではスピーチした。友達がみんな食べるのに夢中で僕のスピーチを聞いていなかったのはご愛嬌、かな。それよりも、友達の会社の先輩が場をひたすら愉快に盛り上げたのが大きく、楽しい時間を過ごせた。

 披露宴の後、友達らと新郎・新婦で名古屋駅前の居酒屋で手羽先を食べる。手羽先をカラッと揚げたのに塩コショウがバババッとふってあるやつだ。やっぱり、これ、ビールのつまみには最高やね。で、居酒屋でさんざんビールを飲んだ後、名古屋駅ツインタワーにある52階のラウンジでカクテルを飲む。見下ろすと、名古屋の夜景がズーッと広がっており、なかなかのものである。気がつくと閉店の時間になっていた。僕はかなり酔い酔いになっていた。

 その後、ホテルに戻って寝た。・・・っていう訳もなく、みんなでラーメン屋に行ってラーメンをしっかり食ってから寝た。多分今日の摂取カロリーは5食分行ったな。

 ともあれ、伊貝結婚おめでとう。俺もそろそろ恋のかけら探してみるわ。



さようなら

2003-10-25 | 地元
10月25日

 おじちゃんのお通夜に行く。明日は結婚式があり、告別式には出られないから、今日がおじちゃんとの最後のお別れになる。

 姉貴の旦那の車に父親・母親・姉貴・旦那・僕の5人が乗込む。道中で両親と話しをしている内に、おじちゃんは僕が聞いていた以上に深刻な状況だったことがわかった。最後に会ったのが姉貴の結婚式だから半年ちょっと前になる。その時も確かにしんどそうだったけど、すごくニコニコしてたのに。改めてさびしい気持ちがする。

 3時間ほどで、池田市の斎場に着く。着いてみると、すでにたくさんの人が来ていて、その中には久しぶりに会う親戚も結構いた。東京のおばちゃんには近くにおんのに、あんたは全然家に顔を出さんと、しっかり叱られた。高校の時以来に会う従兄弟は雰囲気が変わっていてびっくりした。

 従兄弟と話しをした後、おじちゃんの顔を見た。とても穏やかな顔をしている。話しかけたら起き出しそうだ。心の中で、おじちゃんに話しかけた。

 「来たで、おじちゃん。ちょっと遅れてしもたけど。けど、僕、今、頑張ってるから。」

 お通夜が終わったら、悲しみが少し消えていた。最後のお別れをちゃんとできたからだろうか。

 二カッと笑ったおじちゃんの顔とおじちゃんの頑張ってるかの問いかけを僕はずっと忘れないでいようと思う。



研修の後

2003-10-24 | 地元
10月24日

 研修5日目。今日は犬山でプラスチックフィルムの製造ラインを見学する。10時半現地集合なので6時前に起きる。4時間も寝ていないが目覚めはバッチリ。単に眠りが浅いだけか。で、越谷から3時間かけて名古屋に到着。7月に部署が変わってから、やたらと名古屋に来ているがこんなに早い時間に名古屋にいるのは初めて。新幹線の改札を出て名鉄の改札に向かっていると、河合塾・代ゼミに向かう浪人生の姿がいやでも目に入ってくる。妙に明るい顔しているのもいれば、えらく暗い表情しているのもいる。見ている内に、これは僕が通っていた時と変わっていない風景なんだろうなと思えてきた。はたから見ると、あの時の僕はたいがい暗かったんやろな。

 とか何とか考えている内に名鉄の改札に着く。そっから、犬山へ。

 実際にラインを見学すると自分のイメージと結構違っていた。当然のことなのだが、だからこそ見学できて良かった。見学した後に講義を受け、それで研修はおしまい。5日間という短い期間ではあったが、受けた甲斐は十分にあった。そうはいっても、こっからどう仕事に繋げていくかが大事なポイントやな。

 その後、名古屋に戻って一緒に受講した方々とお茶してからそこで別れた。僕だけ三重に帰るからだ。日曜は名古屋で友達の結婚式。めちゃくちゃ楽しみ。

 津に向かう近鉄特急に乗込んだ後、姉貴の携帯を鳴らす。駅に迎えに来てもらおうと思ったからだが、全然出ない。時間は7時。日本シリーズがもう始まっている。姉貴は僕以上の阪神ファン。というか矢野選手のファン。もう酔い酔いになってるんだろう。しゃあねえ、家までタクって帰るか。と思った後、数分して携帯が鳴る。・・・姉貴だ。すかさず出る。「もしもし。」「あんた今どこにおんの?」声が不機嫌だ。何や、阪神負けとんのかいと思いつつ「近鉄乗ったし、もうすぐ着くよ。」と答えた。

 「あんた、川本のおじちゃん亡くなったに。」

 はっ?!姉貴、何言ってんねん?

 「今朝、急に心圧が低くなって、そのまま・・・」

 って、ほんまか?

 思わずつぶやいていた。

 「おじちゃんが亡くなった。」

 そう声に出すと、一気に悲しさがこみ上げてきた。おじちゃんは10年位前から体を悪くしていて、最近、かなり具合が悪いとは聞いていたが、こんなにすぐ亡くなるとは思っていなかった。

 おじちゃんは大阪に住んでいて、数年に一度会う位だった。僕が小さい時からいつ会っても、いつ電話しても「勲君、最近どや?頑張ってるか?」とまず聞いた後、最後に「勲君、ほんま頑張らなあかんで。」と言って話しを切り上げる人だった。小さい時はなんでそんなに頑張ることにこだわるんかなと思っていたが、今思うと、おじちゃんは人に「頑張ってるか」と聞くことで自分に対しても問い続けていたのだと思う。

 姉貴との話しを終え、席に戻ってボーッとしている内に津に着いた。家に帰ると阪神が勝っていた。僕の中で、昨日までの喜びはあっさりどこかに消えていた。

アイアン・マン逝く・・・

2003-10-20 | 日々の雑感
10月20日

 今日から金曜日まで研修である。毎日、朝から晩まで。しかも金曜は犬山に工場見学だ。研修の内容はフィルムに関する知識を深めることである。社外研修なので、今、全然接点の無い人も参加する。どんな人がいはるかなあとワクワクしながら行った。内容については事前にテキストを読んで、復習していたのだが、実際に教えてもらうと、すんなり頭の中に入ってきて面白かった。で、つつがなく初日が終え、「明日も頑張るでぇー!後、復習もしやなあかん。」とか思いつつ歩いていると、いきなり目に飛び込んできた。

「ホーク・ウォリア-急死」

ほんまに?あのホークが??

ちょっと力が抜けた。

プロレスファンならロード・ウォリア-ズは誰でも知っている。ホークとアニマル。子供の頃、アイアンマンが流れてくると、相手を何分で倒してくれるかと思ってワクワクしたものだ。本当、最強のタッグだった。今でもそう思っている。アニマルが怪我でリタイアし、タッグパートナーとして佐々木健介を選んだ時は、なぜ?と思った。だって、ロード・ウォリア-ズが最強のタッグなんだから。わざわざ弱いのと組むなよ、最強のタッグのままでいてよと、当時は本気で思っていた。今となっては、まあ、あのタッグもそこそこやったなと認めざるをえない。けど、ホークの隣はアニマルなんだ。やっぱり、これは今でも譲れない。いずれにせよ、もうホークを見れないのは非常に残念だ。はー、ほんまレスラーは長生きできやんなあ・・・
安らかに眠ってください。

人にやさしく

2003-10-19 | 日々の雑感
10月19日
 朝起きるなり、食堂へ。ワールドシリーズを見るためである。見るなりいきなり松井がヒットを打った。「松井すごいなあ、同じ年とは思えんなあ。」と、今年何度思ったかしれないことをまた思う。だが結局、ヤンキースが負けてしまった。めちゃくちゃ残念。


 しゃあないから本屋に行く。僕が暇な時の行動パターンの一つである。新刊をチェックする。講談社文庫で明石散人「7つの金印」が出ていたので購入。近くのマックに入り早速読み始める。


 気がつくと6時前になっていたので日本シリーズを見に寮に戻る。今日こそ阪神勝てよ!と願いつつ、5-0になった時点でテレビを切る。何やねん、伊良部!とか考えながら本を読んでいても腹が立って全然頭に入らない。しゃあないなあ、ふて寝するかと思ったら、コンコンとノックの音がする。戸を開けたら同期が昨日のラグビー・日本対フランスのビデオを貸してくれた。「野球はもういいっしょ。」だって。その通りなんやけど。思いがけず、同期の優しさに触れたら、阪神のことをスーッと忘れられたので、また本を読み出す。で、僕はいつの間にか本を持ったまま寝ていた。


結婚式 第三週。

2003-10-18 | 日々の雑感
10月18日

 会社の先輩が結婚されたので、二次会に出席した。お相手の方も会社の方。という事で、参加者は知り合いばっかり。今日はリラックスして行ける。当然スーツなんか着やしない。普段着でええや。


 場所は東銀座。着いてみると、確かに会社の方が多いのだが、みーんなスーツ。普段着なの僕と先輩二人だけ。(ちなみにお二人とも既婚者。)「あっちゃー、やってもたかな?けど、ま、ええか、とりあえず飲んだろ!」と、ビールをガンガン飲んでいると、新郎新婦の入場。クラッカーでお祝いする。会社の方が多いだけに「お二人ともニコニコしてはって、いやー、ホンマめでたいわあー。」と、僕も親戚のおばはんみたいなことを思いつつ、なおビールを飲む。その後もアットホームな感じで二次会は進んでいき、僕はビールを飲み続けたのだった。


ラーメン食った話

2003-10-17 | 飲み・食事
10月17日


 池袋の「光麺」が上野に出来たので、先輩と会社の帰りに寄った。「光麺」は豚骨ラーメンのお店で、池袋ではまあまあ有名。僕は一度も食べたことがない。「どんなもんやろ」と思いつつ店に着くと行列が出来ている。この一週間、上野駅の構内にデカデカとポスターが貼ってあったことを思い出した。「さすが派手に宣伝やっただけのことはあるなあ。」と感心。行列を見ると、若い女の子同士が結構並んでいる。時計を見ると10時前。「こんな時間に食って大丈夫かいな?」と、「お前もなっ!」と即ツッコミが入りそうな事を考えながら行列の後ろに加わる。しばし待つ。10分後、席が空いた。先輩は塩、僕は豚骨を注文する。それほど待たずにラーメンが出てくる。「どれどれ」と、まずスープを飲む。「どっかで食ったことある味やなあ。」と思いつつ麺をすする。「あっ!」。閃いた。「天一やっ!」。そう、天下一品の味にかなり似ているのだ。しかも、天一の方が美味しい気がする。「これやったら神田の天一で良かったな。あっちはガラ空きやし。」と思いつつ先輩を見ると、かなり美味しそうに塩ラーメンを食べている。で、「美味かった。」と言って器を置いた先輩はかなり満足げだ。「しまったなあ、俺も塩にしとくんやったなあ。」と思いつつ店を出た。

 しばらくして、客あんまおらんようになったら、塩ラーメン食べに行こ。