オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

本の読み方って何?

2003-11-30 | 
11月30日

 松岡正剛の「編集セカイ読本」を読んでいる。丸善に行って、読む本探してプラプラしている時この本を見つけたのだが、以前、先輩が松岡正剛のことを話されてたのを思い出して買ったのである。

 「編集セカイ読本」は「帝塚山講義」「本の読み方」「分母の行方」という作品がそれぞれ何冊かに分かれた小冊子になったものである。その中で僕は「本の読み方」というタイトルに目をひかれた。今、僕は書評を会社のHPで定期的に出しているが、実際にやってて、自分の言いたいことをしっかり伝えたと思える文章をまだ書けていない。まあ、良く考えたらこの日記だって、自分の考えや思いがしっかり伝えられてるかといえば、100%は出来ていない。で、このジレンマは書く事でしか消せないと思う。そうすると書き続けていく内に、こうしたらええのかなって思う部分が出てくる一方、どうすればええのか分からない部分も出てきて、結局何も自分が変わってないんちゃうかなとか思ったりもする。迷い道をくねくねしてる感じだ。この本を読んでもその迷いは消えないかなと思うのだが、自分にとってジレンマをちょっとでも消すヒントになればなと思う。

THE BIG GIG

2003-11-28 | 音楽・映画
11月28日

 仕事帰りにあてもなく上野のHMVをぶらぶらしていると、ふと目に止まったDVDがあった。
 
 「THE BIG GIG KAI BAND」
 
 今、こんな昔の作品DVDになってんのやと思って、手にとると何とお値段2,800円。しかも10%オフ。こりゃ買いでしょう。甲斐バンドのライブって見たこと無いし。ってまあ、活動してた時、僕まだ小学生やったからなあ。見たことないの当たり前なんやけど。

 で、寮に戻って早速見る。この作品はちょうど20年前、新宿副都心のビルのど真ん中でやったライブである。僕もライブをやったのは知っていたが、実際映像で見ると、よーこんなとこでやろと思ったなあ、と感心してしまった。収録されてる曲も良く、特に終盤の「氷のくちびる」「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」「漂泊者」の流れにはゾクッとした。

 見た後にちょっと気付いたことがあった。ライブをやった時、甲斐よしひろは30歳。見ていると全然若い。ほとんど今の僕と年変わらへんのに。うーん、僕ももっと張り切ってかんとあかんな。

これはさぶい。

2003-11-26 | 日々の雑感
11月26日

 後輩と飲みに行って適当に酔っ払って、駅に向かう途中、ふとゲームセンターのUFOキャッチャーに目が止まった。というか、景品のパンダに目が止まった。「生茶」のCMでやってるあのパンダである。後輩達も気付いたらしい。で、寄ってって見てみると取れそうなところにパンダが1個ある。普段こんなことせんけど、まあ、たまにはやってみよかってことでコイン投入。うまいこと引っ掛かるけど全然上がらない。悔しい。もっかいやったれ。だめ。もっかいや。ってことをやってて、気付いたら僕は2000円を使っていた。さっぶー。何してんねん俺。で、隣を見たらしっかり景品をゲットしている後輩がいて、またまた俺さっぶー。

FRIENDS AGAIN

2003-11-25 | 音楽・映画
11月25日

 フリッパーズギターのトリビュート盤が出たので買った。参加しているアーティストはほとんど知らない人達だ。知らない人たちばっかりだが、フリッパーズギターは良く知ってる。ってことで買った。

 フリッパーズギターは学生の頃、小沢健二の後追いで聞き出したのだが、一回聞いて、何か日本のバンドっぽくないなってことでビックリして、すぐ聞き返してこんどは曲がかっこいいやんってことでまた聞き返してってことを繰り返して、結局それしか聞かない日がかなり続いたのを覚えている。高校の時からハードロックとヘビメタしか聞いていなかった僕にとって、まあ、どうしちゃったのって感じだが、その趣味が今でも続いているんだから、あの時のインパクトはかなり強かったんだろう。フリッパーズギターは活動期間が短いバンドで、アルバムは3枚しか出していない。しかもアルバムごとにサウンドがかなり違う。ま、それがこのバンドの魅力やと思うんやけど。で、このトリビュート盤はそれぞれの作品からしっかり選曲されている。それぞれのアーティストがどんな感じでカバーしているのかがトリビュート盤の面白い点で、まんまカバーしてるのが好きな人もいれば、演奏する人のアクが出まくっているカバーが好きな人とかいろいろいはると思う。まあ、僕はアクが出まくっているカバーの方が好きなんですが。で、このアルバムはアクを出してる作品が多くて僕は随分楽しめた。久々にフリッパーズのアルバムを聞きたくなったしね。

祭りの後

2003-11-24 | 日々の雑感
11月24日

 目が覚めると、自分のベッドの上である。あれっ?なんで寝てるんやろ、また覚えてないやん、まあ、おもろかったからええかあ、って考えているとイキナリ鼻がツンとした。臭っ!!なんの匂いやねんこれ。うん…、そっか、香水の匂いや。えらい匂いやな、どんだけかかっとんじゃい!あっちゃー!!けど、こんなブウブウ言っても俺は、なーんも覚えてないしなあ、うーん…ま、しゃあない、ここは昨日飲んだやつらに聞くしかない。俺、多分なんも悪いことしてないはずやし。てか今何時や?テレビをつける。あれ、つかない。カチカチカチ…、全然つかない。なんや、まだ酔ってんのか、俺。とりあえず水飲んで落ち着こ。って冷蔵庫を開けると電気が切れてる。なに?停電か?うーん、訳わからんな。ま、とにかく昨日飲んでた奴に話し聞こ。部屋を出て下に行く。ちなみに僕の部屋は2階にある。んなことはどうでもええんやけど、下の食堂にいくと、はい、いました。あからさまに二日酔いの後輩が。さっそく昨日の話しをする。同期の部屋で僕がいきなり寝たらしく、で、起こそうと同期が香水をふんだんに僕にまぶしていたらしい。すると、いきなり僕はフラッと立って、そのまま部屋に帰ったとのこと。全然覚えてない。話しはもうちょっと続いて、部屋に帰った僕を起こそうとして、後輩が部屋のブレーカーを落としたらしい。それで、電気が切れてたんやね。納得。なんか酔ってるとはいえ無茶苦茶しよるな。ま、すぐ寝て全然気付かなかった僕もあかん先輩やけどね。で、一応空白の時間を埋めた僕は香水まみれのジャージを洗って、また寝た。ちなみに3回洗っても香水の匂いは落ちていない。これは勘弁してほしい。

寮飲み

2003-11-23 | 飲み・食事
11月23日

 三連休の中日、あんまり暇だったので、しゃあねえなってことでDVDを借りた。「マトリックス」と「ブロウ」。どっちもまだ見たことがないが、前から機会があったら見たいなと思っていた作品である。まあ、今続編やってるし、まず「マトリックス」を見ることにする。

 見始めて30分位したころ携帯が鳴る。うっわー、めっちゃ珍しいな、鳴ってるよ、うん、姉貴からかなと思って見てみると、寮で一緒の同期。なんやろ?聞いてみると今から飲まないかとのお誘い。うーん、マトリックス面白くなってきたとこやしなあ、どないしよ。って悩む瞬間はあるはずもなくソッコーO.K.の返事をする。酒は買ってあるらしく、とにかく部屋に来いとのこと。まあ、せっかくやからと自分の冷蔵庫に入っていたワインを持ち込むことにする。

 部屋に行くと何人か後輩もいる。かなり賑やかだ。机を見るとウィスキーと焼酎のボトルが一本ずつと、おおっ!ボージョーレーじゃん!!ってもう解禁日すっかり過ぎてるけど。ま、ともあれ飲むかってんでビールで乾杯!!サクサク飲んでその勢いでワインも空けて焼酎へ。で、いつの間にやらウィスキーに変わっていていつの間にやら人が増えてる。良く考えたら寮で飲むのも久々である。やっぱ楽しいなあ、うーん愉快愉快。

 と、チョーシこいて酔い酔いになってると、はい。いつもの通り、
記憶が飛んでました。

同立戦

2003-11-16 | ラグビー
11月16日

 ラグビー 同志社対立命館を見る。今年のチームを見るのは今日が初めてである。最近の同志社は「関西リーグでは優勝するものの、大学選手権では関東のチームに1回戦負け。はいまた来年ね。」って感じなので、見れる時に見とかないといけないのである。ただ今年は、去年までと違い、学生主体の練習を止め、フルタイムのコーチを導入した。大学も強くなろうと努力している。さぁー、どんな効果がでているのか楽しみだ。

 試合が始まった。去年のチームと違ってスクラム、ラインアウトのセットプレーが安定している。練習の成果か。しかし、この前見た明治や慶應に比べるとボールに対する動きが鈍い。ディフェンスラインがあっさり破れてヒヤッとする場面もあった。うーん、こりゃ今年も大学選手権は苦労するなー。と思ってると、前半が終わった。38対0。まあ、点はしっかり取っているし、しっかり守っている。やっぱり強くなったんかな。期待してもええんやろか。

 と、後半でその期待はあっさり裏切られる。ボールに対するフォワードの集散が遅い。もう足が止まっている選手もいる。明らかにフィットネス不足。関東のチームに比べなんと頼りないことよ、はぁ~。結局、後半だけで見ると10対14。はい、しっかり負けてます。試合には勝ったけど、全然スッキリせんな。これは大学選手権どうなんのやろ?ごっつい不安だ。

29

2003-11-12 | 音楽・映画
11月12日

 一年アッ!!という間で、気がつけば後一月で29である。うーん、早い。けど、去年の今頃、何をしてたか思い出そうとすると何も思い出せない。ってことは、そう考えるとやっぱり時間は流れているわけで、僕も多少なりとも成長しているはず。なんやけど、本人の自覚はまーったく、無い。こんなんでええんやろか、最近の俺・・・。うーむ・・・

 ということで奥田民生の「29」を久々に聞いた。この作品はユニコーンを解散した後、奥田民生が出した一枚目のアルバムである。出た当時、僕は大学生で「29」って言われてもなあって感じだった。正直、アメリカーンな感じのロックを楽しそうに演奏している民生を見てもピンと来なかった。今聞いたらどないかなと思ったのだ。今聞いてもアメリカな感じだが、聞いててグッとくる歌詞とかあって、やっぱり僕も年を取ったんかなと思ってしまった。

って、こんなん言ってる内に30なんねんやろなあ・・・

新潟に行った。

2003-11-11 | お仕事
11月11日

 今日は新潟で工場見学である。最近、あんた工場見学ばっかりやないかいっ!と、言われれば、確かにその通り。なのですが、ちゃんと新潟に行く意味はおおありなのです。新潟の工場も犬山の工場のどちらもプラスチックフィルムを製造しているのだが、実は作り方が違うのだ。だから見た目は同じでも、出来上がってくる製品の特徴が変わってくる。その違いを理解するには、実際に見た方が早いって訳である。

 9時過ぎに会社を出て東京駅へ。長岡まで2時間。昨日あんまり寝ていなかったので、ついウトウトしてしまう。ハッ!と気づいたら、もう新潟県に入っていた。いつの間にやら30分くらい寝てたらしい。晩、ちゃんと寝やんとあかんな反省する。僕は新潟に来たのは初めてである。外を見て、景色が急に変わっていてビックリ!!地上は、刈入れの終わった田んぼと遠くに見える山々。見上げると、低くうねった曇り空。うーん、東京とも三重とも全然違うね、こりゃ。

 長岡駅から地方線に乗り換えて工場に一番近い駅に着いたのが12時過ぎ。昼飯を食べようと思って改札を出たら、駅前に食堂が一軒あるのみ。すこぶる庶民的だ。駅員に聞いたら食べれる場所はそこしかないよと言われ、やむなく入る。うーん、内装もやっぱりとっても庶民的。アットホームな感じで客が店員のおばちゃんと喋りながらラーメンをすすっている。とりあえず僕は肉うどんを注文。新潟やし、魚とかがやっぱりうまいんやろなあとも思ったのだが、メニューに載ってたのが鯖味噌や秋刀魚の塩焼きとかで、特にここで食べやんでもと思ったからだ。まあ、そう言ったら、肉うどんもおんなじなんやけど。うどんが出てくる間、新聞を読む。読んでいて、思わずテレビ欄で目が止まった。「新潟総合」、「新潟放送」、「テレビ新潟」、「新潟テレビ21」。これ、全部テレビ局の名前。これじゃまぎらわしすぎて、どれがどれかぜんぜんわからんで。「新潟放送」がTBSで、「新潟総合」がフジか、一民放やのに総合って何か強気やなあとか考えていると、肉うどんが出てきた。昔、母親に作ってもらったうどんと味が似ていて、ちょっと懐かしくなった。こういう味はホント最近食べてない。うーん、入って良かったかなあと、入る前と全然違う感じで僕は店を後にした。ほんま勝手なもんやな。

 工場に着いて、まず製品紹介を受ける。メーカーによって強みが違うので、これは非常に良かった。その後、工場見学。実感として、やっぱり犬山と全然違う。見学中、製品倉庫ものぞいたのだが、自分の会社でお願いしている商品もしっかりあって、何かうれしくなった。いろいろ見れたし、ホントはるばる来た甲斐はあったな。

 これで、研修とか見学は全部終わったんで、後はこれを活かして売りまくるだけだ。頑張るでぇ!!


 ま、これが一番難しいけどね。

また解散・・・

2003-11-08 | 音楽・映画
11月8日

 インターネットの記事を読んでいたら、いきなり目にとびこんできた記事があった。

 「SUEDE解散」

 はぁ・・・、またかよ。最近好きなバンドが次々と解散していく。SUEDEはデビューしてから10年ちょっと。ミッシェルもブランキーもそやったけど、やっぱり10年もやってると、もうする事がなくなってくるんやろか。この前出てたシングル集もバンドの総括ってことやったんやな。めちゃくちゃ残念。