オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

BRAHMAN「超克」

2013-02-19 | 音楽・映画
2月19日

 しばらく前から楽しみにしていた新譜を買った。

 BRAHMANの「超克」

 BRAHMANは日本のバンドで、東洋風の音とパンクロックが合わさった独自の音を長い間鳴らしている。

 そんなバンドが5年振りに出した新作は2年前の震災から作られた曲がほとんど。曲タイトル(「齋の河原」、「霹靂」、「露命」)が示す通り、ストレートな歌詞に力強い曲調。起こってしまった重たい事実を受け入れた上で、今出来る事を音で見事に表現している。

 傑作です。

121212コンサート

2013-02-05 | 音楽・映画
2月5日

 2012年12月12日は自分の38回目誕生日だったが、その日、太平洋の向こうでは意義深いコンサートが開催されていた。

 それは、ニューヨークを襲ったタイフーン「サンディ」による被害へのチャリティーコンサート。会場はあのマジソンスクウェアガーデン。

 帰りに寄り道したタワーレコードにそのライブ盤があったので、すかさず購入。

 参加した面子がすごい。ニューヨーク出身のビリー・ジョエル、アリシア・キーズ。隣のニュージャージーからはブルース・スプリングスティーン、ボン・ジョビ。イギリスからもロジャー・ウォータース、エリック・クラプトン、ローリングストーンズ、フー、クリス・マーティン、、、他、ゲスト出演者

 2012年10月末にニューヨークを襲ったサンディの被害は50億ドル以上。亡くなられた方も170名を越える。これ程の被害が出ながらも、1ヶ月半でコンサートをして、そのまた1ヶ月半後にはライブ盤が出される。アメリカの底力、そこまで言うと大げさかもしれないが、このスピードは素晴らしい。
 その内容もかなり良い。スプリングスティーンの「1、2、3、4!」のカウントから始まり、最後のアリシアまで聴きどころ満載。特にコールドプレイのクリス・マーティンが元R.E.Mのマイケル・スタンプと演った「losing my religion」は最高!です。

 このCDの売上は全てチャリティーに回されるらしいので、洋楽好きの方は是非!

「アーティスト」

2013-01-28 | 音楽・映画
1月27日

 TSUTAYAで借りてきた「アーティスト」を見た。

 前々から気になっていた作品。昔はそれしか無かった無声映画のスタイルは今見たら新鮮だった。声が使えない分、役者各々の表情・動きもイキイキしていて最初から最後まで楽しめました。

君の中の少年

2013-01-24 | 音楽・映画
1月24日

 走ろうと思いながら、今日も走れず。

 やる気だけは維持させるべく馬場俊英「君の中の少年」を聞く。

 数年前に出た作品だが、すぐにやる気をなくしてまう中年男性にとってカンフル剤になりえる名曲です。

クラシック!?ファンタスティック!!

2013-01-10 | 音楽・映画
1月10日

 結婚してからCDを買う事が少なくなった。

 といっても、月10枚買っていたのが1~2枚になっただけで、何だかんだとタワレコには行っている。

 ただ、衝動買いは間違いなく減った。

 一回か二回聞いて終わりそうな、または、1年後には聞いてなさそうな作品には手がのびなくなった。

 そのせいか買う作品も昔と変わり、クラシックばかりになっている。特にバーンスタイン指揮の作品が多い。ウィーンフィルと組んだベートーベン「運命」、ニューヨークフィルとのマーラー全集、ビゼーの「カルメン」などなど。

 聞いてて全く飽きない、聞く度に新しい発見がある、何年経っても聞ける(と思われる)など、今のモードにピタリとはまっている。

 そんな訳で今日もベートーベンの第七を聞いている。ん~素晴らしい、、、

吉井和哉@ZEPP NAGOYA

2011-05-30 | 音楽・映画




5月30日


 最新作「The Apples」が素晴らしかった吉井和哉のライブを見に行ってきた。

 会場はZEPP NAGOYA。会社の近くにあるので、テクテクと歩いて向かう。

 陽が残っている時間に帰るのってほんま久しぶりやな、と思ってる内に会場到着。すでに入場待ちの人が多数。自分の入場番号は4桁台。当分呼ばれそうもないと判断し、とり急ぎ腹ごなしを済ませそうと、近くのカレー屋で食事を済ませてから会場入り。

 1階のスタンディングは満員。男女比率は半々くらい。そん中でスーツ着てるのは自分くらい。少しかなしい。


 ともあれ。


 定刻を過ぎる事数分、ライブが始まった。新作の流れで立て続けに3曲を一気に演る。

 この段階で確信。

 今日のライブは素晴らしくなると。

 事実、その後も最高に良かった。久しぶりに聴いた「球根」では背中がゾクゾクし、普通の日常が素晴らしいと歌いきる「Love & Peace」は、まさに今聴くべき曲だと感動。昔に戻ったように吉井和哉の曲に興奮させられた2時間だった。

 本日のセットリスト

 SE THE APPPLES
 1.ACIDWOMEN
 2.VS
 3.欲望
 4.ロンサムジョージ
 5.イースター
 6.O.K
 7.おじぎ草
 8.球根
 9.MUSIC
 10.グランベリー
 11.シュレッダー
 12.ONE DAY
 13.SWEET&SWEET
 14.ビルマニア
 15.LOVE&PIECE
 encore
 1.HIGH&LOW
 2.CHAO CHAO
 3.WEEKENDER
 4.FLOWER


blood thirsty butchers@今池ハックフィン

2011-05-03 | 音楽・映画


 腹ごしらえを済ませた後、本日のライブ会場「今池ハックフィン」にブッチャーズのライブを見に行く。

 こないだ単館上映された「KOCORONO」の影響もあってか、中はパンパンに膨れ上がっている。

 地元のバンドclimb the mindの演奏が終わった後は、いよいよブッチャーズの登場。前回見たのが、なんばHATCHのBeat Crusadersのライブん時やから、かれこれ2、3年ぶり。

 久しぶりに見ても素晴らしいバンドだった。

 一曲目の「散文とブルース」からテンションがダダッと上がり、いきなり飛び出した「ファウスト」に狂喜し、「OCEAN」に感動していたら、あっという間に本編終了。アンコールも二回あって、とことん盛り上がれた夜になった。

 また今年の夏に名古屋に来ると言ってはったので、そこが楽しみだ。


 今日のセットリスト(自分の記憶用)

 M1  散文とブルース
 M2  black out
 M3  ギタリストを殺さないで
 M4  ファウスト
 M5  サラバ世界君主
 M6  curve
 M7  nagisanite
 M8  サイダー
 M9  デカダン
 M10 ocean

 アンコール1
 EN1 I HATE YOU
 EN2 プールサイド
 EN3 フランジングサン

 アンコール2
 EN4 JACK NICOLSON
 EN5 時は終わる


ようやく聞いた「the apples」

2011-04-19 | 音楽・映画

4月19日

 吉井和哉の新作「The Apples」

The Apples (初回限定盤)(DVD付)
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン


 震災により発売日が延期となったこの作品、震災の悲しみに痛んだ心にズバリと刺さる作品だった。

 特にシングルの「Love & Peace」とラストトラックの「Flower」が素晴らしい。

 「Love & Peace」では、


 プリーズ もうこれ以上 悪い出来事が 君と僕とに 起きないように


 と歌いだし、


 日曜日の朝が来て 歯を磨いたら ここはまだ平和な場所だ


 と歌いきる。


 ラストトラックの「Flower」は昨年解散したOasisへのオマージュが溢れる曲。

 で、最後のアウトロで驚いた。

 吉井和哉が在籍していたThe yellow monkeyの「So Young」のアウトロと全く同じ。


The Yellow Monkey - SO YOUNG




 青春の終わりを歌った「So Young」。

 そのアウトロが今この喪失した時に流れた事は、全く偶然じゃない。


 今、聞くべき作品の一つであるのは間違いない。

 彼が過去に作った作品のように何経っても、このアルバムを聞いていると思います。



  


まあるい地球は誰のもの?

2011-04-12 | 音楽・映画

4月12日

 福島第一原発事故のレベルがチェルノブイリ並になったという悲しい記事。

 受け止めるしかない現実の前で、自分は無力だ。

 と悲しい気持ちになっていたら、ブルーハーツの「チェルノブイリ」の歌詞が頭に浮かんだ。


チェルノブイリ - THE BLUE HEARTS


 行きたくねえ、とは言っていられない現実。

 やれるだけやるしかない、しがない日々が続く。

 


Bridge Over Troubled Water

2011-03-16 | 音楽・映画

3月15日

 昨今の報道を見ていた時、ふと浮かんだのはこの曲だった。

Simon & Garfunkel, Bridge Over Troubled Water, Central Park


 むちゃくちゃメジャーな曲だが、今の自分にすんなりとはまる。


 こんな歌詞だ(オチノツボ 訳)


 明日に架ける橋


 君が疲れて、落ち込んでいる時
 涙を浮かべている時は、
 僕が全部拭いてあげる

 君のそばにいるよ
 つらい時でも
 友達も見つからない時でも
 激流に立ち向かう橋となって
 僕はこの身を投げ出そう


 君が挫折し、道を見失って
 路上に佇んでいる時
 つらい夕暮れを迎える時は
 僕が慰めてあげる

 僕は君の味方だよ
 暗闇が訪れて
 苦しみが充満してる時でも

 激流に立ち向かう橋となって
 僕はこの身を投げ出そう

 さあ旅立とう
 未来に向かって

 さあ輝く時が来た
 君の夢はこれからの未来にある
 ほら、輝いてるだろう?

 もし友達が必要なら
 君の後ろに僕がいるよ
 激流に立ち向かう橋のように
 僕は君を支えよう

 激流に立ち向かう橋になって
 僕は君を支えるんだ



 拙い訳ですみません。