オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

服部君の結婚式

2007-05-27 | 地元
5月27日

 朝6時に起きて出発の準備をする。

 今日、四日市で高校の同級生が結婚するのだ。

 7時半に園田を出て梅田へ。で環状線に乗り換えて鶴橋。そして近鉄特急で2時間弱揺られたらそこはもう四日市。

 近っ!

 普段、実家に帰る時は、四日市の手前になる伊勢中川か津で降りるので、二時間はかかると思っていた。いや、アーバンライナー便利やわ。って近鉄の回し者みたいな事を言ってるがともあれ。

 四日市である。そこからタクシーに乗って5分ほどで、今日の会場である平安閣に到着。

 ここで、友人の説明を。彼と僕は高校1年のとき同じクラスだった。その時は、特段突っ込んだ話しをする仲でもなかった。しかし、浪人した時、彼も僕も河合塾に入ったことから一気に仲が良くなった。今でも名古屋駅にいたらすぐ立ち去りたくなるくらい暗かった浪人時代だけど、こういう縁があったことはラッキーだったと思う。大学は彼が中大、僕が同志社と東西バラバラになってしまったが、何かの折につけ連絡を取り合ってきた。そんな彼から唐突に結婚するよと連絡があったのが去年の暮れ。

 で、今日を迎えた訳だ。奥さんの話しを全然聞いていないので、どんな方なのかも非常に楽しみ。


 受付に向かうと、昔の面影がある子が一人。おぉ、じいやん!(ちなみに「じい」ってあだ名ね。)と一気に同窓会モードに入る。彼は今、製薬会社で研究をしているとの事。凄いやん!と素直に驚いたら、いやあ、リストラで大変だよとどっかの親父みたいな事を言っている。そんなん関係ないやろ!と言いながらも、あーだこーだ話していたら「披露宴が始まります」というアナウンスが入る。

 エレベーターに乗って会場のフロアで降りたら、また目の前に面影のあるメンバーが数名。うーん、どこで会ったけなぁと思い出してたら、向こうから「越知君、久しぶりやなあぁ!」とご機嫌な挨拶がやってきた。で、正直に「顔は覚えてるんやけど・・・」と言うと「予備校で一緒やったやん」との返事が。ここでピンと思い出す。あ~!服部君(僕の友達の名前ね)と寮が一緒やった子達や。いや、懐かしいな今何してんの?ってかどこにおんの?とここでも一気に同窓会状態。お互いの近況を言い合ってから、今日の話になる。誰か奥さんに会ったことある?と聞くと、寮で一緒だった子が「聞いたら四日市高校で同級生やったらしいけど、覚えてないんさ」というわかったようなわからんようなお答え。まあ、言うてもすぐ会えるしええか、と言ってる間に写真撮影の時間だ。

 ここでようやく服部君に会えた。というか、軽く挨拶しただけだが。瞬く間に写真撮影が終わってまた控え室に戻る時、友人皆で今日の主役二人をガン見する。服部君、貫禄ついたなあというのが正直な感想。今、彼はお父さんと一緒に司法書士としてバリバリ頑張っているとは聞いていたが、確かに。


 写真撮影の後、いよいよ披露宴が始まった。

 ゲストをおもてなしする暖かい気持ちが終始伝わってくるいい披露宴だった。おかげで、そんなに飲まないようにしたのだが、思った以上に酔いが回ってた。

 披露宴が終わった後は場所を変えて二次会。気持ちのこもったかなり持ちでのある引き出物を両手に抱えて移動する。着替えを済ませた主役達がやってきたのは、20分くらいしてから。参加しているのがお互いの友人だけなので、グッとくだけたムードの二次会だった。

 この時、思わぬ人と会うことが出来た。思わぬ人と言うのは服部君の大学の同級生なのだが、僕の会社の同期と高校時代の同級生だという小西君。(何かややこしくてすいません)服部君からも同期からも話しを聞いていたので、どうもどうもと挨拶をすると、小西君の方も僕のことを聞いていたらしく、あっ!越知君ですか!という感じで、一気に話し込む。

 縁って不思議なもんだと思う。

 この時、奥さんとようやく話しすることが出来たのだが、無茶苦茶フランクで面白い子だった。服部君、いい子を見つけたなあ、と思ってたら、参加していた子たちが続々と帰っていく。ほとんどの子が東京や茨城なんかの遠方から来ているので仕方が無いなとは思うけど、次、いつ会えるかわからないので、ちょっと寂しい気持ちになる。

 二次会が終わった後、奥さんが進行旅行前に髪を切りたい!と言う訳で美容院へ行っちゃったので、置いてけぼりを食らった服部君と小西君、後、奥さんの友人達と近くの喫茶店に行く。三次会の始まりである。服部君にあれこれ馴れ初めを聞いていたらあっという間に時間が過ぎる。気がついたら僕らも帰らないといけない時間。もうちょっと話してたいなあという気分を抑えつつ、服部君に近くの駅まで送ってもらう。

 四日市から特急に乗り小西君と話しながら津まで。話題は今日の事と同期のネタが中心。話しが盛り上がってきた所で津に到着。残念。もうちょっと話したかった。でも、聞くと近くに勤めてはるらしいので、また会う機会もあるでしょう。


 津駅の改札でおかんが待ってくれていた。今日いただいた引き出物が余りにも豪華かつ独り身には持て余しちゃうので、急遽、母親に預けることにしたのだ。両手に抱えた引き出物を見ておかんも驚いてた。のはいいが、あんたの時もちゃんとしやんとなとかいう話しになったのには参った。おかん、まだどこにも相手がいまへんがな。

 次の特急まで時間が空いてたので、母親と食事。というか僕の飯に付き合ってもらい、今日の感想をあれこれ話す。そういや昔はこんな風にして一日の出来事をおかんに何でも言ってた時があったなあと少し郷愁に浸る。が時間は待ってくれない。電車の出る時間だ。

 津から園田まで戻ったら11時過ぎ。6時起きやし、さすがに疲れたなと思い目を閉じたけど、今日一日の出来事がフラッシュバックしまくりで中々寝付けず。