佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

美味しい話

2010-10-11 14:03:29 | 日々の思い
寿司の「えんどう」

中央市場の中にある「えんどう」は明治40年に江戸堀の雑喉場魚市場に生まれた。
この雑喉場魚市場は江戸中期から昭和6年まで西区京町堀西詰に位置し、天満の青物市場堂島の米市場と並び大阪3大市場の一つでした。

そして大阪の朝はザコバ市場からと云われるほどでした。
えんどう寿司の先代が雑喉場で商われる新鮮な材料を用い、温かいごはんでにぎり、それが口の中でこぼれるような、にぎり込まない独特のつかみずしを考案し、始めたのです。

昭和6年11月中央市場開設に伴いザコバは廃止され、当店も中央市場に移り現在4代目に至っております、またあじ棒、穴子、たこ、などは昔ながらの味を守り続けております。

今は雑喉場という地名もなくなり、今日、名を残すのは橋柱しかありませんが、えんどうはざこば商人の心意気をつたえるため、戦災でなくなったガス灯を中央市場開場に伴い復元し貴重な大阪の記念碑として保存しております。

以上、えんどうのつかみずしの由来から、書き写しました。

大阪中央市場本店は日曜祝日は休みで、営業は朝5時からお昼2時までですが、京橋店はホテル京阪5Fで日曜・祝日もやっています。雰囲気では私は本店の方だと思いますが、お客さんを招待していくときは京橋店を進めます。

また彼女とならば、本店の方が雰囲気が味わえると思います。

注文の仕方ですが、最初はマゼと言ってください。そうすると板さんはこの店に来たことがあるお客さんと判断してくれます。そうすると、いろいろなネタ5カンが乗ってきます。次にまたマゼというと、違う種類のマゼがきます。違うものが欲しい時には、単体をいえばそれが出てきます。みそ汁、これがまた味が違い、ドローッとした感じで美味しいです。

電話・本店・06―6461-7773
   京橋店・06-6352-5564
コメント
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