「の」 ノドクサリ
ノドクサリとは誰が名付けた
ガッチョかな
大阪の泉南地方ではこの魚のことをガッチョと呼ぶが、大阪市内で育った私も小さい頃からこの魚をこう呼んだ。
一方、各地方でも色々な呼び名があるようです。
私の幼いころに海水浴に出かけた折りに、きれいな砂地の中に頭だけだして潜っているのをよく見たし、
投げ釣りをするとキスが釣れずにこれが必ず釣れた思い出がある。
今は海も汚くなりガッチョも本当に居なくなった。
きれいな海に戻ったら又たくさん生まれてくるのであろうが、
この魚の特徴はネバネバした体液とエラの際に棘があるので要注意です。
食味としてはコチと同じような白身でコチの小型と思っても良いのではないかと思います。
ただ小さいので鍋料理というわけにはいきませんが。
最近このガッチョを食べさせる店があると聞いたのですが・・
学生時代に友人と釣りに行き、バケツにいっぱい釣って得意満面に持って帰って来たところ、大変母に叱られたほろ苦い思い出があります。
近所に配るにしても普通の魚と違い、棘がありへたにさわろうものなら傷をするし、
料理が難しいので皆さんがあまり喜ばない魚なのです。
そして母からは、今で言うなら少なく釣って多く楽しむをしなさいと言うことをいわれた。