チヌ(クロダイ)
平成6年5月に紀東、梶賀(カジカ)の磯、「オボレ」でつりあげたもので、
私の釣り上げたチヌでは最長のものです。
この日は、大阪府釣連盟の尾鷲の大会の下見の為、榎本渡船に京阪磯クの福田氏と
2人で釣行したのです。
下手な2人の釣りですので、なかなか型のよい魚は相手にしてくれません
コッパグレばかりでぼやきもって釣りをしていたのですが、
納竿の時間がせまってきたので、私は早い目にかたずけに入りました。
おおちゃくなものですから、サオを出したままエサのバッカンを洗っていたら突然
置いてる竿が突然ガタガタと動き出し竿先から、海中に突っ込んでいきました、
あわてて竿尻をからくもつかみましたら、いきよいよく竿を引くのを何とか持ち直して
巻き上げたのがこの年なしのチヌでした。
私にとっては幸いなことですが、このチヌにとっては不幸なことであったろう、
それが私のチヌ暦の中の、一番のチヌとなりました。
長く梶賀(カジカ)の磯にもいっていませんがこの2月21日のおわせの大会には
久しぶりに榎本さんの顔でも見に行くつもりです。