仕事の歴史として、設計事務所を始めるときは大体住宅から入るのが多いのではないかなと
思うのですが、、個人的に独立して仕事を(設計)始めるとき、何か仕事をもって独立する
下請けでもいいのですが、確実性というのはわからないのですが、大手の事務所の協力会社と
して入って、そのうちに直接の仕事が来るようになるとよいのですが、そして仕事が続くと
なんとか事務所としてやって行けるようになる。
私の場合も友人の会社の部屋の一部に机を1つ借りて始めました。
その時に兄の家の設計をしました、高安山のふもとで約70坪の土地でした。
一般的な木造2階建てで延べ120㎡でした、兄が設計を任せてくれたので、1階に大きな居間
を取りその中に暖炉を作りました、この当時にはまだ木造住宅では日本には暖炉を作り付であると
いうのはあまり見てませんでしたので、色々と資料を集めて設計した記憶があります。
木造の住宅ですから、そこに作り付での暖炉ですので、火が飛んだらアウトですから、中にレンガを
積んで立ち上げました、出来上がると、広い居間も結構に暖かくなりました、当時セパードと
コリーの2匹を兄は飼っていまして、冬の間はその2匹も部屋に入り寝そべっているような状態でした。
現在では、どこの家に行っても空調機があるので、暖炉の取り付けなど考えられませんが、当時は
まだテレビもそんなに出回っていない時代でしたから、兄夫婦には喜ばれました。