作者・・羽根田心酔
2, もうそろそろ
釣れない釣れない!とわめきながら、せっせ、せっせとやはり岸和田へ通とる、
アホなあたし・・・?
なさけないわたし、しかし涙ぐましいあたしでもあります。
見果てぬ夢、そうネバーエンデイングストーリーの如く、釣り人である限り、
今度こそ、今度こそと思いながらエビを撒くあたし。
船頭さんに「気が狂ってるのとちがう?」といわれている私、
遊びやのにお勤めと言う変わった私。
知らないところでは様々に言われている私。
この私 どれがほんまの わたしなの?
この時も あの時それも 皆わたし
連れ立つ友で 移ろう私
やっぱりエビを撒いてる私が、一番落ち着いてみえます!
このベスト ハネがおっての 値打ちです
羽根田心酔