佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

(財)日本釣振興会近畿地区支部 

2010-04-25 18:32:31 | 釣り界の歴史
4月23日、第30期(財)日本釣振興会近畿地区支部の総会が大阪西区新町にあるダイワロイネットホテル四ツ橋に於いて開催されました。私も大阪府の水産課参事の四宮伊智知郎様と一緒に来賓として呼んでいただきました。

以前にも書きましたが、(財)日本釣振興会は「放流事業」「釣りマナーの向上」「釣り場環境保全活動」「釣り普及事業」「釣り場造成事業」などに釣り関係にたずさわる色々な会社、個人の協力にて構成されております。そのための総会を毎年行なわれて事業報告、会計報告をされておられます。

今回も大藤勲地区支部長代理を議長として下記のことが報告されました。

議事

1.平成21年度事業報告・・地区支部事務局長・北川哲郎
2.平成21年度収支決算報告・・会計理事・川中正志
3.平成21年度監査報告・・監事・魚屋章博
4.平成22年度事業計画(案)・・事務局長・北川哲郎
5.平成22年度収支予算(案)・・会計理事・川中正志
6.任期満了に伴う役員改選
7.その他

議事のあと本部からの報告として専務理事の清宮榮一様の話がありその中で、新しい(財)日本釣振興会の新法人への移行について語られておられました。(次回にこの事を書きます)

そして閉会の挨拶が奈良県の藤井俊和支部長代行からありました。続いて懇親会が開かれ、色々と皆さんのお話がありまして和やかに歓談して終わりました。私も京都の柳さんと一緒にご馳走になりました。
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私の仕事と関連して

2010-04-24 20:41:50 | 日々の思い
やっと始まったと先日書いた仕事「介護付有料老人ホーム」、これから本格的に進めていきますが、それを経営されておられます株式会社シティー・エステート、その新しい老人ホーム「スーパーコート三国」のオープンにあわせてのお披露目が22日にありました。

私も招待されまして見学に行かせてもらいました。5月1日にオープンです。ここはシティエステートのグループ「スーパーホテルCity大阪天然温泉」より直送される天然温泉を楽しむ事ができるホームです。

24時間ヘルパーさん常駐で、看護職員による日々の食事や入浴などの手伝いをしてくれますし、協力医療機関による医師の診断もあります。

今回はこの関連の「スーパーコート弥刀」と言うホームの設計にたずさわりますので、同じように温泉の施設もあります。

この「株式会社シティー・エステート」のスーパーホテルが日本経営品質賞委員会(名誉総裁=寛仁親王殿下)の09年度の日本経営品質賞に選ばれました。

このスーパーホテルは低価格の料金設定で高い稼働率を実現する一方、健康と環境に配慮した顧客サービスを提供し、業界ナンバーワンの地位を築いた事が高く評価されています。

山本梁介会長談:「日本経営品質賞をいただいた事を励みにし、「地球を元気に人を元気に」をテーマに、ぐっすり眠れるロハスな(健康や環境に関心の高い)ホテルをめざして、お客様満足度を向上させていきたい」と話されています。
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日振島のカンダイ釣り/3 2001年5月 

2010-04-23 20:39:26 | 釣り
イシダイとは違ったが、久しぶりの重みで満足であった。そして道糸を手繰りながら、初の大型のカンダイ、このクラスはまだ釣り上げてなかったので、外道ではあるが釣れたという喜びがこみ上げてきた。

人間は単純なもので、この磯に放り上げられたときには、なんという所に上げてくれたんや、帰ったら文句をいってやろうと思っていたのが、この魚一匹でケロリと忘れている。

一度は日振島で底物をと思っていたのだから、石鯛ではなかったが1匹釣れたのだからと満足して帰ることができた。

ところで、肝心の選手権に出た大阪の選手諸君はどうだったのかなと聞くと、相変わらずの1回戦ボーイで6人とも敗退であった。

このカンダイ、実寸で78センチの7.2キロでした。

このときに一緒に釣りに行き、長く兄弟付き合いさせてもらった和歌山県の尾西副会長も今は亡くなられて寂しい限りです。

[がまかつチヌ選手権予選大会結果報告]

平成22年度第29回G杯全日本がま磯(チヌ)選手権予選会「石鏡Ⅰ会場」
「石鏡Ⅰ会場」結果
優勝・・・奥村昌俊(64) 三重県津市・5匹(4780g)
準優勝・・中谷 均(51) 大阪府高石市・4匹(3720g)
3位・・・鳥井秀紀(33) 三重県津市・・5匹(3500g)

「石鏡Ⅱ会場」結果
優勝・・・木原 滋(56) 愛知県半田市・5匹(5540g)
準優勝・・野村淳次(36) 静岡県静岡市・4匹(3300g)
3位・・・坂根毅彦(47) 京都府京都市・5匹(5240g)
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日振島のカンダイ釣り/2 2001年5月

2010-04-22 20:35:15 | 釣り
仕掛けができたので、今度はエサの段取りである。赤貝を袋から取り出して一つずつ割ってマキエを始めることにした。

何せ足場が狭いので作業ができない。座ることができるのは頭の上だけで、後は横に長細い棚があるだけなので赤貝を割りながらあちら、こちらに分散しておかなければならないのである。

竿かけのピトンを打つところがないが、竿尻をくくるためのハーケンを打つぐらいはできるのでそれにロープで水汲バケツやエサ入れ等を落とさないようにくくり、石鯛竿も尻手ロープに繋いだ。

潮は磯に当って来ている潮であるので底物釣りには申し分ない潮のようです。狭い足場で苦労して割った赤貝をたっぷりと捲き第一投。

仕掛けは振り出しの「がま」の石鯛竿、リールは「アブ10000」に道糸はゴーセンの「テクロン」を120m巻いてある。そしてハリス「ワイヤー38番」、ハリ「がまいし16号」とし、ハリスを1ヒロ取った。エサの剥き身をウニ通しで5、6個刺しての第1投。

この振り込み、後ろが絶壁なので上から放ることができない。仕方がないから横から振り込むのであるが、上手く目的の所には飛ばない。

こんな身動きもできない所へ上げた浜崎渡船、帰ったら文句を言ってやろうと思いながらも2投、3投と、マキエを切らさずに撒いていくこと1時間余り。手持ちの石鯛竿の穂先がゆっくりとおじぎをしたかと思ったその一瞬に、一気に竿が海中へと突っ込んだ。あまりにもすごい突っ込みに竿を落としそうになったが、何とか持ちこたえた。

これがお昼からであると、気持ちが入ってなくだらけているだろうから、竿を落としていたであろうかと思う。まだ朝一だから気が張っていたからだろうと思った。手元に伝わってくる重量感と右手の岩肌にへばりつくように底へ底へと引っ張っていく魚も必死である。

リールのギアは充分に締めてるつもりであるが、その糸がすべり気味になっている。うーん、こいつは少しでかいぞぉと腕に力が入る。でも引きが石鯛と何か少し違う感じである。クエのようなずっしりと重み。先手は取られたが何とか持ちこたえた。

リールを巻くと、少し底を切ることができた。これで勝ちだと思ったとたんに、心配していた左側のシモリめがけてエモノは走り出した。チラリと見えたその姿は一瞬クエと思ったが、いや赤貝なんか食うはずがない…するとあの色合いからしてカンダイの大物と感じた。

後で考えるとあのひとのしは、カンダイ特有のものだった。随分昔に島根県の日御碕にあるトモシマで釣りをした時、一発で竿を折られた事を思い出した。あの時もいきなり来たのを掛け合わせて、ポン!といい音がして見事に3つに折れたのだった。

今回はその当時より遥かに竿がよくなっているので持ちこたえたのでだろう。やっと浮かすことができた。大きなカンダイ、海中では1mぐらいに見えたが、そうは無い物で引き上げて手尺で80cmぐらいであった。

やっと浮かす事ができたが、それからが大変であった。足下のタナまで何とか引き上げたいのであるが、何せ、重量がある魚である堂見ても7、8キロはある。イシダイのように放り上げるわけには行かない、そんなことすれば竿が折れる。

竿を思い切り立てて道糸をつかもうと思うのであるが、後ろが立ち上がった岩で前が絶壁である。下手するとこちらが落ちる。5度6度と繰り返し、つかもうと手を伸ばすがつかめない。

左のほうで見ている尾西さんが「こちらから見ていたが、佐藤さん磯から落ちるのと違うかと心配していたんやで」と後から話してくれた。

何度かのトライの後、やっと道糸がつかめて、潮が少し引いて頭を出した磯の上に引きずり上げることがだきた。

<今日の出来事>

今日は老人ホームの見学に、新築のスーパーコート三国をこれから工事をかかっていく各業種の人と参考のために見せてもらいに再度行きました。
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日振島のカンダイ釣り/1 2001年5月

2010-04-21 18:27:34 | 釣り
日本釣連盟連絡協議会主催のグレ釣選手権が今年も愛媛県宇和島沖の日振島にて行われ、大阪府釣連盟の代表選手と一緒に役員として参加することになった。

私は一度はこの日振島の磯で底物をやってみたかったので、今回は選手の皆さんのジャマにならないところで底物釣りを試みる事にした。

長崎のエサ店(マル正)に赤貝を注文して送ってもらって現地に持ち込んだ。当日はお天気も良く、日中はポカポカとあったかい日で、磯で竿を振っているだけでも汗がにじみ出てくるようなお天気であった。

選手の皆さんを磯に送った後、戸島の先端、ホンドコロという名の磯に上がったが、道具を放り上げられて磯に上がった途端、しまった!と思ったが後の祭り。ピトンは打てないし座る所も無い、後ろが絶壁で狭いタナであった。

去り行く船に手を振ったが、OKと取られたのかそのまま船は行ってしまった。1mの幅も無いぐらいのところで、えらい所に上げられたもんだと悔やんだが、午後2時まで船は来てくれない。こんなときに限って携帯も車に忘れてきている。ドジな事、仕方なく道具を整理して、ひとり石鯛竿を振る事にした。

頭の上の方に少し広い所があるので、取り合えずそこに上がって前方のシモリの状態を見た。左手のシモリの右側から深みが続いているようだが、足場の真下に少しハエが飛び出した棚がある。魚を掛けたら底に引き上げられたら取れるだろうが、シモリに添って走られたら取れないだろうと考えた。

磯の左の方に和歌山の友人尾西副会長が2人で上がっていて手を振ってくれたが、そこには行きたくても行きようが無い。たっぷり時間があるのでボチボチと仕掛け作りを始める事にした。

<今日のこと>

7時から連盟の役員会です、少し遅刻かな。
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