函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

鎌倉殿の13人、露骨な暴走が始まります!!

2022-09-12 | 歴史

もしかして?大竹しのぶ

巫女姿でと登場したオババ役の老女。

声を聴いてもしや?と思っていましたが、やはり

大竹しのぶでしたね

「雪には気を付けろ。」と実朝の行く末を暗示す

るかのような一言。

「雪は滑るから。」と切り返す和田義盛の言葉に

は吹き出してしまいます

それにしても特殊メイクの技術には驚かされます

 

義時の妻・のえは相変わらずしおらしい態度です

が、三浦義村だけは騙せなかった見たいですね 

「必ず男の子を生んで北条家の家督にして見せます。」 

「そうでなければ、あんな辛気臭い男に嫁ぎません。」

と… 

義時も踏んだり蹴ったりの言われようですね

三つ指をついて義村に挨拶するのえですが、米粒の

付いた左手を隠したのを義村は見逃がしませんでし

女性を見る目と言うよりも、人間観察は八田知家よ

り義村の方が数段上です 

その観察力が有ったからこそ、カオスな時代を生き

く事が出来たのかも知れませんね

 

畠山重忠の母親は三浦義明の娘です 

北条義時、三浦義村、和田義盛とは従兄弟関係にな

ります。 

武蔵の有力者である父と、相模の有力者の娘が母な

のですから血統的には関東の武士の中でもピカイチ

です

そのうえ、武にも文にも才能があったと言われてい

ますからケチのつけ様がりません 

頼朝にも何かと重宝されていたのも頷けますね

武蔵野守は平賀朝雅ですが、軍事や警察権を実質的

に握っていたのは秩父党の惣領重忠です 

幼い将軍を盾に権力の頂点を極めた北条時政にとっ

て、意のままにならない畠山重忠はもはや邪魔者で

しかなかったのでしょうか? 

時政は武蔵の武士達に自分に従う様にと起請文まで

書かせたと言われています 

権力の魔物にとり付かれた時政の露骨な暴走が始ま

ります

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする