政界に付き物の多数派工作がいよいよ始まりましたね
家康VS三成、誰の目から見ても家康有利は間違いあり
ません。
付け焼き刃の五大老・五奉行の合議制度が上手く機能し
ないのも仕方ありませんね。
血を流さずに独裁から合議制へと移行するのは至難の業
なのです
秀吉の死は新しい戦乱の幕開けとも言えます
長く続いた戦乱の気質は直には変われません。
家康は勿論ですが、他の武将達も虎視眈々と次の天下人
の座を狙っていたのです
豊臣家の忠臣・三成も例外ではありません。
秀頼の名の許、実権を握ろうとする筈です
もしかすると?次々と政敵を陥れ鎌倉幕府の執権の様な
形で権力を握ろうとするか知れません。
権力とはそれほど魅力的なものなのでしょうか??
二番ではなく一番じゃないと満足出来ないものなのでし
ょうか??
凡人には理解し難いものがあります
禁止されている大名同士の婚儀の件で信繁が家康を問い
ただしますが、豊臣政権の筆頭・大老に向かって問いた
だすとは有り得ない話です
主人公なので仕方ないとは思いますが、個人的にはかな
り違和感を覚えます
「太閤殿下の死去が公表されていない以上、遺言は無効
力!!」と言い返す家康ですが、五大老・五奉行の合議の
席では流石に言えなかったでしょうね。
信繁にだから言えたともいえますが…
三成一人では家康に太刀打ち出来ないと考えた大谷吉継が、
上杉景勝宛に密書をしたため信繁に託します
しかし、肝心の景勝が全く頼りなく、合議の場で怒られた
子供の様にボソボソと話す始末。
実際の景勝はこれほどいじけた人物ではないとは思います
が、家康との人物対比としては面白い設定ですね。
「声が小さい、耳に入ってこぬは!!」と一喝されディベート
上手な家康のペースを崩す事が全く出来ません
家康にやり込められ助け舟もいない三成、塩漬けとなった秀
吉の遺体の前で孤独感に苛まれている様です
結局、自分が動かなければと悟った三成。
次週では腹を括った三成がいよいよ実力行使に出る様ですが、
確か?史実には無かった筈…
どのように描くのか楽しみですね
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