昔は知らなかった「シルバーウィーク」ですが、実は1950年代前半には存在していたそうです。当時の大映の専務だった松山英夫氏によって命名されたようです。その頃は文化の日を中心とした期間で映画などの娯楽の普及に役立てばという趣旨から「シルバーウィーク」と銘打って、業界を中心に宣伝活動を行ったとのことです。21世紀に入った頃から、ハッピーマンデーなる不可解な祝日設定の変更がなされ、敬老の日が9月の第3月曜日になったことで、秋分の日は基本的に9月の21日・22日・23日のいずれかになるので、曜日が上手く噛み合って祝日と祝日にはさまれた平日が祝日になるというこれまた不思議な国民の祝日に関する法律(祝日法)というものが作動すると5連休になる年も出てくることで、9月の20日前後に祝日がはまった際に「シルバーウィーク」が発動されます。
これは、私なりに考察すると、「真面目で勤勉な日本人に不必要に休日を与えることによって堕落した人々を生み出し、ひいては日本の国力を衰退させる」為に欧米などの諸外国がしかけた「日本没落作戦」にまんまと引っかかったものだと感じていました。
出典:https://weather.yahoo.co.jp/weather/chart/
それはさて置き、今年のシルバーウィークはどうも台風に祟られますね。これはきっと、堕落した日本人に喝を入れて目を覚まさせようとする神様の仕業に違いないと思います。そうだとしても、彼岸の期間になれば、墓参りなどの定例行事もあるわけで、そこでの悪天候は如何なものかと、仏様がお怒りではないでしょうか? 神仏習合の考えならば喧嘩にはならないでしょうが、廃仏毀釈思想の持ち主ならば、一気に仏教破壊に走るかも知れません。最も、多くの日本人はそれほど信心深くないので影響はなさそうですね(笑)
曜日や祝日には関係なく仕事をしている者にとっては、祝日が増えることが嬉しいということはありません。「そんなことで遊び惚けている暇があれば働けよ」と言いたいでしょう。
日本人はかつて「24時間戦えますか?」というリゲインのCMではありませんが、働き続けることが美徳の時代が長く続きました。バブルの崩壊の頃から、日本人が働かなくなったという感覚です。
「日本沈没」を食い止めるカギはそんなところに潜んでいるのかも知れませんね。
それより、皆さん、台風の進路にはご注意くださいね。
という、くだらない戯言を書き連ねました。お目汚しをご容赦ください。