おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

「八方」で中華そばを頂く!

2024年12月18日 22時47分31秒 | グルメ

岡山市東区西大寺上2丁目にある「八方」にお邪魔しました。ランチタイムにはいつも長蛇の列で入れないことが多く、日頃は中々足が向きにくい西大寺で一番の人気店、最近ではメディアの露出も増えて一言さんもかなり訪れることが多いようで、益々入れない店の一つになっています。

この「八方」の原点は奉還町で営業していた食堂の「日の出」です。

岡山の皆さんには馴染みの深い奉還町商店街。名前の由来は大政奉還の際に失職してしまう池田藩の家臣たちに支払われた「奉還金(家禄奉還金)」を元手に武士たちが商売を始めた場所に由来します。しかし、そこは武家の商法で、武士が開いた店はほぼほぼ失敗して倒産、現在の奉還町で残っている店は戦後の焼け野原に開店した店舗が殆どとなっています。天満屋を中心とした表町商店街や岡山駅東口に発展した駅前商店街と比較すると、やや寂れた風情を感じることの多い奉還町商店街ですが、その分個性的な店が多く、マニア受けする商店街になって来ました。

焼け野原から誕生したものの中に岡山ラーメンがあります。その岡山ラーメンの礎を作ったラーメン店の一つが「日の出」だったと伝えられています。現在はJR赤穂線西大寺駅前にある「八方」はこの日の出を原点にしています。

西大寺税務署やふれあいセンターの近隣にあり、かつては岡山市役所の西大寺支所、西大寺消防署(現在は西大寺南1丁目に移転)などもあって、お昼時は官公庁の職員の昼食一番人気の店でもあります。更に西大寺高校の近隣でもあって、午後の営業では高校生も多く訪れるようです。

 

ということで夕食には少し早い時間帯に伺ったのですが、既に店内は満席で入店町の方がちらほらと見られました。昼食時よりも回転が遅い夕食時ということもあって1時間余り待って入ることができました。

頼んだのは定番の中華そばとご飯です。ラーメンライスは王道です。最近は徳島ラーメンなどの人気もあって、ラーメンはご飯のおかずという考えが主流になっていますから、ラーメンを頼めばご飯というのが当たり前になって来ました。

魚介だしに豚骨醤油を加えたやや甘めのスープが特徴の八方の中華そば。中華そばですが焼豚が沢山入っていてボリュームもあります。八方名物となった「カツそば」はこの中華そばにとんかつが丸々一枚入りますので、胃腸の調子の良いときがお勧めです。人気メニューですが、食べ切れないことがありますのでご注意ください。

大変美味しくいただきました。ご馳走様でした。

最近はファジのJ1昇格に向けた戦いが生活の中心にあったこともあり、中々グルメネタをかけていませんでしたが、オフシーズンになったので、2月中旬の開幕までは少し書きたいと思っています。

よろしくお願い申し上げます。


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