J2第37節、藤枝MYFC戦の振り返りです。とにかく勝つしかない戦いを続けてきて、更に勝たないといけない究極のサバイバルレース。相手がどこであっても勝つことしか許されないファジにとってのリーグ戦残り試合は藤枝戦を含めて2試合。他チームの動向に関係なく白星を重ねることがJ1昇格プレーオフ進出の条件になるなら勝ち続けるしか選択肢はありません。
苦しいのはどこも同じ。自らに負けて脱落するのだけは避けたい。みんなが同じ気持ちでしょう。
では、その大事な大事な藤枝MYFC戦のスコアとスタッツです。
⚽押し気味に試合を進めたファジでしたが、中々点の取れないイライラする展開でした。前半をスコアレスでハーフタイムを迎え、1時間遅れで始まったフクアリで長崎が先制する方が早いという状況の中で、後半22分岩渕のループシュートが均衡を破りました。そして3分後に神谷のCKを田部井がヘッドで沈めて試合の方向性を決めました。スタッツを見ても終始主導権を握っていたのがよく分かります。危ない場面もありましたが事なきを得てクリーンシートでの快勝劇。
試合終了時点では他会場の結果が出ていなかったのですが、ホーム最終戦セレモニーを行っている最中に他会場が次々に終わり、ファジのプレーオフ進出が決まりました。
では、第37節を終えてのJ2順位表です。J1自動昇格争いは最終節の結果に委ねることになりました。J1昇格プレーオフ争いは残る2枠を3チームで争う構図で最終節を迎えます。
プレーオフが決まったとはいえ、ホームで1回戦を戦える4位を確定する為に最終節の鹿児島ユナイテッドFC戦にも勝たないといけません。何しろ、最終節の結果次第ではあるものの、ベガルタ仙台の5位は現実的に不可能となったことで、プレーオフ1回戦の対戦相手はモンテディオ山形とジェフユナイテッド千葉のどちらかになります。第37節まで破竹の8連勝で5位まで上がってきた山形か、相性最悪でここ4年勝利がない千葉のいずれかを相手にすることになるので、絶対にホームで対戦することは必須条件です。
最終節まで勢いを落とすことなく迎えられるシーズンが殆どなかったファジですから、最もワクワクしながら最終節を迎えることになります。アウェーではありますが、とにかく勝利する為に鹿児島に駆けつけます。
では、最終節は鹿児島で歓喜の雄たけびをあげましょう。
よろしくお願い申し上げます。