第53回明治神宮野球大会が開幕しました。
今年の大会には母校が3年ぶりに出場します。一気に楽しみが増しますね。3年前、決勝で掴み損ねた頂点を獲りに行く大会として、強い気持ちで臨んでほしいと思います。
まず、トーナメント表です。
【高校の部】
【大学の部】
出場校が高校の部10校、大学の部11校と少ないので1回戦から登場するのが何となく罰ゲーム感満載で、何となく損した気分になりますが、余分に大会の雰囲気を感じることができると前向きに捉えてほしいと思います。
初日は、高校の部2試合と大学の部2試合が行われました。
◇初日の試合予定◇
【高校の部】
▽1回戦
大阪桐蔭-東邦
山梨学院-英明
【大学の部】
▽1回戦
環太平洋大-国際武道大
関西大-東農大北海道オホーツク
試合結果です。
【高校の部】
▽1回戦
大阪桐蔭 001 500 012│9
東 邦 001 000 000│1
(桐)宮國・山北・岡本-南出
(東)前田・南恒-南川
英 明 000 006 103│10
山梨学院 010 300 012│7
(英)下村・寿賀・百々-中浦
(山)林・星野-佐仲
⚾第1試合は予想外に大差のついた試合でした。4回にビッグイニングを作った大阪桐蔭が快勝しましたが、3回までは競り合っていました。結果的には17安打で9点をあげた大阪桐蔭が東邦を下しましたが、力の差は点差ほどはなかったと思います。第2試合は点の取り合いとなり、英明が逆転で勝ち上がりました。前半で4点差をつけた山梨学院でしたが10残塁ともったいない攻撃内容がたたったように感じます。
【大学の部】
▽1回戦
国際武道大 000 000 000│0
環太平洋大 200 000 00X│2
(武)板川・山口-櫻内
(環)徳山・蛭子・辻-平松
東農大北海道 010 000 000│1
関 西 大 020 002 00X│4
(東)石澤・伊藤・林-髙橋
(関)金丸・辰己-有馬
⚾環太平洋大が徳山・蛭子・辻、3人の継投で国際武道大相手にノーヒットノーランを達成しました。環太平洋大打線も2安打でしたから、投手戦というよりも貧打戦でした。相手のエラーと内野ゴロの間にあげた2点を投手陣がノーヒットで守り切り2回戦に進みました。第2試合の関大は4安打でしたが効果的にタイムリーが出て4得点、金丸-辰己の継投で東農大北海道打線を1失点に抑えて2回戦に進みました。相手は明大ですが2016年の雪辱を果たして準決勝に進みたいところです。
2日目は以下の4試合が予定されています。
◇2日目の試合予定◇
▽2回戦
沖縄尚学-仙台育英
広陵-東海大菅生
【大学の部】
▽2回戦
國學院大-仙台大
▽1回戦
九州共立大-名城大
心配なのは天候ですね。
第二試合は「甲子園ではなかなか勝てない学校」対決として一部で注目(?)されていたようですが、甲子園四回出場で1勝の高松英明が十五回出場で5勝(2020年夏の交流試合含む)の山梨学院大付を押し切った形でしょうか?2000年代後半に活躍した松浦清峰の吉田&清水コンビの吉田洸二監督が就任して以降、山梨学院大付はかつての東海大甲府を思わせる県内での勝率ですが、甲子園でも上位進出した東海大甲府のようには行きませんね。
大学は母校・中大が属する東都の國學院大と関西大を応援しています!関西大ガンバレ!
早瀬監督が就任してから、神宮大会は5回目ですが、中々頂点に届きません。彼も私と同い年ですから、これからそんなに長く監督を続けることが難しいかも知れませんので、何とか在任中に全国制覇で宙に舞ってほしいと願っています。
今日の明大戦はあと一歩でしたが、残念です。どうしても東六の壁が破れないのが歯がゆい限りです。