西谷監督が関大の後輩だからと言って擁護する気持ちは特にありませんが、このこと自体に何が問題なのかという明確な指摘ができないのであれば、佐々木監督の言いがかりに近い事案だと思います。序盤で大差がついた試合でしたから、余計にそう感じるのかも知れません。
マナーという言葉は便利ではありますが、非常に抽象的です。「マナー違反」と言われることの、その意味がはっきりと分からないことが多いのでそれ以上の議論がなされないのだと思います。只々、やかましいのが煩わしいと思うことはありますが・・!?
クラークが大阪桐蔭の声出しに抗議し一触即発 神宮大会で「いつまで声を出しているんだ!」の怒声
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221120-0162
※以下、引用です
◇第53回明治神宮野球大会 高校の部 2回戦 大阪桐蔭12―2クラーク(2022年11月20日 神宮)
大阪桐蔭とクラークが一触即発となる場面があった。
1―0 の2回、大阪桐蔭が2点を加えてなお2死一、二塁の場面。投手が投球動作に入っているところでも、大阪桐蔭ベンチからの声出しが止むことはなく、クラークの佐々木啓司監督がベンチ内から「いつまで声を出しているんだ!」と大声で一喝。その後、投球動作中の声出しはなくなり、試合進行の妨げとはならなかった。
公認野球規則や高校野球特別規則には、投球動作中の声出しについて明確に制限する項目はなく、不文律やマナーとする解釈が広まっている。大阪桐蔭の西谷浩一監督は試合後「(相手捕手が構えているところから)“逃げた”とか、何かを誘発するようなこと(伝達行為)はダメだ、という認識。声を出すことがダメだということであれば、こちらの認識不足」と話した。ちなみに、公認野球規則4・06(a)「プレーヤーの禁止事項」中の(3)には「ボールインプレイの時に“タイム”と叫ぶか、他の言葉または動作で明らかに投手にボークを行わせようと企てること」とある。
試合は序盤3回で10得点を奪った大阪桐蔭が快勝。21日の準決勝では今夏甲子園覇者の仙台育英と戦う。
試合中の声出しに関しては、明確に禁止している競技もあります。プレー中には観客席での声出しも原則禁止という競技も少なくありません。
日本伝統の武道のようにガッツポーズなどが相手に対する侮辱行為とされ、ペナルティーを受けるものもありますから、種目ごとに様々です。issanが学生時代にやっていたバレーボールなどは「声を出してなんぼ!」という競技だったので、相手を騙したり、困惑させたりするものでなければプレー中でも声出しは妨げられませんでした。相手を威嚇する内容であっても制限されてはいませんでした。今は問題視されるかとは思いますが。
野球も同様に「声を出してなんぼ!」の競技だけにあんまり堅苦しく考えると身体が動かないということにもなりかねません。
難しい問題だとは思いますが、今はマニュアルが必用な時代とも言えるので考えないといけないことだとは思います。程度の問題は常に曖昧さとの背中合わせですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます