関西学生野球連盟春季リーグ戦が開幕しました。わかさスタジアム京都で「関大-京大」「同大-関学」の1回戦2試合が行われました。6月の全日本大学選手権を目指す戦いのスタートです。一昨年の「最強世代」が卒業した昨年は、春にかなり苦戦しましたが、秋にはリーグ制覇し、代表決定戦を勝ち抜いて明治神宮大会に出場した関大は、そのメンバーの中でキャッチャーの有馬主将とエースの金丸が残り、苦手の春を制して久々の全日本出場を目指してほしいと思います。
昨秋優勝チームとはいえ、メンバーが入れ替わっての春季リーグはチーム作りが上手く行ったチームが有利になるので、どうも苦手意識が先行する関大です。特に開幕で対戦する京大には昨年も痛い目に遭わされていますから要注意です。
▽1回戦(京大1勝)
関 大 002 010 020 │5
京 大 010 003 002x│6
(関)金丸・河野・茶谷-有馬
(京)水江・染川-水野
⚾再逆転してリードを奪っての9回裏でしたが、茶谷が細見に逆転サヨナラ2ランを浴びて、ショッキングな敗戦を喫しました。そもそも先発の金丸の突然の乱調が敗因でもあるのですが、継投した投手も逃げ切るには厳しかったようです。早瀬監督は自らも一般入試から這い上がった人なので無名の一般入試の選手には思い入れがあるのかも知れませんが、それでも各選手の力が通用するものなのかどうかの見極めが非常に難しいのでしょうね。シーズンが進んで行けば安定感が出て来るとは思うのですが。とにかく2回戦は絶対に勝たないといけません。
▽1回戦(関学1勝)
同 大 501 000 001 │7
関 学 010 212 002x│8
(同)真野・阪上・財原・清川・髙木・末冨-山元
(学)執行・小井手・溝口・中西・大林・坂本-石井
⚾初回に5点をあげて序盤を大量リードしていた同大の逆転サヨナラ負けは関大以上にショッキングだったのではないでしょうか? 両チームとも5人の継投で何とか逃げ切ろうしたのでしょうが、最後まで逆転の応酬のルーズヴェルトゲームを関学が制しました。両チームとも2桁安打を放ちましたが、守りのミスも多く厳しい試合になりました。
2日目は2回戦二試合が行われます。
勝点を落とさない為にも連勝が必要な関大です。まずは1勝しましょう。
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