秋季中国大会の決勝が行われました。光には大変失礼なのですが、まさかの決勝進出です。一方の広陵は順当に勝ち上がっています。高校野球はまさかの多い競技ですが、そこが楽しみでもあります。
決勝の対戦カードです。
11月6日(日)
▽準決勝
*ぶんちゃんしまなみ球場
広陵-光
光の快進撃は決勝でも続くのでしょうか?
早速試合結果です。
▽決勝
*ぶんちゃんしまなみ球場
光 000 00 0 000│0
広 陵 001 0101 10X│13
(光)升田-福原
(広)倉重・岡山・横川-只石・一ノ瀬
⚾5回の広陵のビッグイニング以外は大きな動きはありませんでした。四死球とエラーが重なれば大量失点するという典型的な試合でした。スコアの上では大敗した光でしたが、山口県3位校からの準優勝は見事と言えます。
広陵が神宮大会に出場しますが、その結果も選抜出場校の選考に影響しそうです。
ちなみに、四国大会も同日決勝が行われましたので、スコアを確認します。
【四国大会決勝】
* レクザムスタジアム
英 明 001 001 021│5
高松商 000 102 100│4
(英)百々・神田・百々・下村-中浦
(高)甲田・佐藤晋-佐藤颯
⚾英明が終盤に逆転して1点差で逃げ切りました。高松商も一旦は逆転しリードを広げる展開になりましたが、耐え切れませんでしたね。
四国大会は香川勢の決勝を英明が制して神宮大会に出場します。
各地区の優勝校が決まって来まして、残るは東京のみとなりました。東京は11月12日(土)に準決勝、11月13日(日)に決勝が行われます。
準決勝の対戦は以下の通りです。
【東京大会】
▽準決勝
二松学舎大附-帝京
東海大菅生-日大三
神宮大会、行けたら行きたいのですが、予定はまだ決まりません。
山口光は「(二年連続甲子園出場した時のエースだった)前田夏樹二世」と言われている投手が決勝も完投とは今時珍しいですが、それだけ選手層が薄い証拠でしょうか?それでも米子東と同様に決勝進出して、(二十九年ぶりの)甲子園出場を自力でつかんだことは素晴らしいと私は思います。仮に「21世紀枠」選出に降格したとしても(鳥取城北は高野連に嫌われているので、広陵に接戦負けでも光より評価が上とは思えませんが………)、私は一般枠扱いにするつもりです。
四国地区大会は県大会に続いて高松英明が高松商を破って、三十二年ぶりの香川一般枠二校となりましたが、来春は三校枠以上が確定なので三校目の選出が難しそうですね。県一位と(私はこんな観点で選出したくはないのですが)公立という点ならば鳴門の三季連続ですが、高松英明に2対4のスコア(鳴門は高松商に1対4)を重視するならば高知の春二年連続の可能性は十分有り得ます。
広陵・光・鳥取城北の3校で中国地区は決まりそうです。四国は1校増枠で英明・高松商・鳴門になるでしょうか。神宮大会の結果如何で変わる可能性はありますが。