第97回選抜高校野球大会(阪神甲子園球場/3月18日~30日)の組み合わせ抽選会が行われ、各校の1回戦の対戦相手が決まりました。
それを確認しましょう。
第1日 3月18日(火)
▽1回戦
柳ケ浦-二松学舎大付附
花巻東-米子松蔭
健大高崎-明徳義塾
第2日 3月19日(水)
▽1回戦
敦賀気比-滋賀短大付附
横浜-市和歌山
青森山田-沖縄尚学
第3日 3月20日(木)
▽1回戦
大垣日大-西日本短大附
山梨学院-天理
壱岐-東洋大姫路
第4日 3月21日(金)
▽1回戦
広島商-横浜清陵
エナジックスポーツ-至学館
千葉黎明-智弁和歌山
第5日 3月22日(土)
▽1回戦
早稲田実-高松商
聖光学院-常葉大菊川
滋賀学園-浦和実
第6日 3月23日(日)
▽1回戦
日本航空石川-東海大札幌
⚾21世紀枠の壱岐は3日目の第3試合で東洋大姫路と対戦します。また、もう一校の21世紀枠の横浜清陵は4日目の第1試合で広島商と対戦することになりました。甲子園の優勝経験を持つ相手との対戦ですが、さてどのような結末になりますか? 21世紀枠に関しては、甲子園で対戦することになった相手校にとっても歓迎し辛い対戦です。
選抜連覇を狙う健大高崎は初日の第3試合で明徳義塾と対戦し、神宮大会を制覇した横浜は2日目の第2試合で市和歌山との対戦となりました。個人的に興味のあるエナジックスポーツは4日目の第2試合で至学館と当たりました。漫画に出てきそうな校名ということで、水島先生がご存命ならさぞかしお喜びだったのではないかと推察します(笑) 今後、ニュータイプの学校が続々と全国区に名乗りをあげそうで興味深いところです。
結構面白そうな対戦が初戦から組まれたことで、地元校の出場のない選抜ではありますが何だか楽しめそうですね。
「春は選抜から」
桜が咲くのももうすぐですね。
「終わった………智弁和歌山は現在甲子園初戦三連敗だが、夏四十九代表制以降初の千葉代表の優勝は2025年春もお預けだな」
それはともかく(?)、千葉代表が智弁和歌山と甲子園で対戦するのは今春で七回目(過去3勝3敗)ですが、初戦での対戦はすべて千葉代表が勝利しています(最初の二回は智弁和歌山が甲子園未勝利の時ですが………)。又、千葉代表はすべて異なる学校ということで、「智弁和歌山1強」が三十年以上続く和歌山との違いを証明しています(笑)。
全体の組み合わせですが、Beトゥギャ崎VS明徳義塾は初戦ではもったいなさ過ぎますね。又、2005年春初戦以来となる青森山田VS沖縄尚学、春の甲子園第一回の1924年春決勝のカードである早実VS高松商も注目しています。変わったところでは、一回戦最後に登場する二校は共に前回出場の時も最後の登場でした。
一方、直近十年で初戦対一般枠2勝24敗(2020年夏の交流試合含む)の「愚行枠」は今年も勝利は難しそうですね。唯一の希望(棒)は東洋大姫路、広商とも直近十年では甲子園出場三回未満で「常連校」とは言えない点でしょうか?(もっとも、前回出場した2022年春に同じことを言われた広商は『越前ガニ枠』に大勝しました………)。
全体の組み合わせですが、Beトゥギャ崎VS明徳義塾は初戦ではもったいなさ過ぎますね。又、2005年春一回戦以来の対戦となる青森山田VS沖縄尚学、春の甲子園第一回の1924年春と翌25年夏の決勝の再現(以降一度もありませんでした)となる早実VS高松商、2022年夏一回戦以来の対戦となる山梨学院大付VS天理も注目しています。変わったところでは、一回戦最後に登場する二校は前回出場の時も最後の登場でした。