春季中国大会の決勝が行われました。
決勝の対戦は以下の通りです。
6月4日(火)
▽決勝
倉敷商-尾道
予想外と言っては両校関係者の皆様に申し訳ないのですが、広陵一強の中国地区高校野球界なので驚きを持って見られるのは仕方ないことのように思います。
では、早速試合結果です。
6月4日(火)
▽決勝
*鶴岡一人記念球場
倉敷商 000 001 031 0 │5
尾 道 500 000 000 1x│6
(延長10回タイブレーク)
(倉)大坪・森・増田-妹尾
(尾)田原・菅-富島
⚾初回に尾道が5点を先制して一方的な試合展開も危惧されましたが、中盤から終盤にかけて倉敷商が追い上げを見せ、9回表に追いついて延長に入りました。延長は10回からいきなりタイブレークですので、サッカーで言えば延長戦を行わずにPK戦をやるようなものです。延長での勝ち負けは運次第の側面が大きく、記録上は引き分けにしても良いように感じています。
私はあくまでタイブレークには反対です。野球の本質を歪めてしまう恐れのある制度は実施すべきではないと思っています。選手の体調面や投手の肩・肘を心配するなら、9回終了時点でサスペンデッドにして、試合間隔を5日以上開けて継続試合にすれば良いのです。そうすることで戦力的に優位に立つ私学の優勢とはならず、公立校にもチャンスが広がるのではないでしょうか? あくまで個人的意見ですが。
尚、尾道は初優勝です。
2000年以降の春季中国大会の優勝校は以下の通りです。
2000年:如水館
2001年:早 鞆
2002年:岡山理大附
2003年:瀬戸内
2004年:平 田
2005年:関 西
2006年:関 西
2007年:広 陵
2008年:宇部商
2009年:倉敷商
2010年:広島工
2011年:倉敷商
2012年:倉敷工
2013年:高川学園
2014年:広 陵
2015年:興譲館
2016年:崇 徳
2017年:鳥取城北
2018年:広島新庄
2019年:関 西
2020年:中 止
2021年:創志学園
2022年:創志学園
2023年:広 陵
2024年:尾 道
ご覧いただくとお分かりかと思いますが、この春季大会の結果がそれほど夏の甲子園には繋がっていないことがよく分かると思います。あくまでも参考程度に留めておいた方が良さそうですね。
次に高校野球を取り上げるとしたら、7月の県大会になりそうですね。
私利私欲に凝り固まった感のある高野連なので、中々に無理難題とは思いますが、何かありましたらご連絡ください。
よろしくお願い申し上げます。
→賛成です!この声を一緒に高野連に届けたく、お力添えのほどどうぞ宜しくお願いいたします。何か具体的なアクション案を協議させていただきたく存じます!