拉致被害者家族らの座り込み終了…延べ2500人参加 (読売新聞) - goo ニュース
北朝鮮に拉致された日本人被害者の家族らが、3日間にわたり、首相官邸、国会、議員会館周辺で座り込みをして、「北朝鮮に経済制裁を発動せよ」と小泉首相をはじめ日本政府に訴えた。炎天下、一般市民も含めて延べ2500人が座り込みに参加した。
有識者と称する人々の間では、「日本だけが経済制裁しても、効果がない」と訳知り顔に解説する向きが少なくない。
しかし、「経済制裁の効果」というのは、「数字」によって弾き出されるものばかりではない。
「経済制裁すること」により、「政治的効果」「国際世論喚起効果」「メディア誘導効果」「国民の一致団結効果」「中国・韓国への圧力効果」など目に見えない効果を発揮できる。「経済制裁」の一環として「万景峰号入港阻止」を断行すれば、北朝鮮は、徐々に困ってくるだろう。そうなれば、朝鮮総連や在日の人たちも、黙って見過ごしてはいられなくなる。
小泉首相は、「金正日総書記」に完全にコケにされ、馬鹿にされている。こうなると、日本外交はもはや死んだも同然である。
何もしようとしない、動こうとしない小泉首相の姿勢、態度を善意に解釈するならば、「もしかしたら、ブッシュ大統領が、北朝鮮への総攻撃命令するのを待っているのではないか」ということが考えられる。ブッシュ大統領も、このところ、「ミスター金正日」と言ってみたりしている。金正日総書記の心の動きを計測しているとも受け取れる。ブッシュ大統領の発言に気をよくしたのか、金正日総書記は、韓国大統領特使に「7月の6か国協議に復帰してもよい」などと前向きの回答を与えている。
しかし、アメリカの軍部は「金正日には、クリントン前大統領以来11年間も騙されてきた。許せない」という考えを持ち、「総攻撃は、時間の問題だ」と強硬姿勢を崩していない。
6月26日のテレビ東京番組「日高義樹ワシントン・リポート」のなかでも、日高義樹氏のインタビューに答えてアメリカ軍の高官が、「ブッシュ大統領の命令待ち」という趣旨の発言をしていた。核兵器というのは、簡単に製造できるので、北朝鮮が「核を保有している」と発言しているこの事実だけで、「総攻撃」の理由になるというのである。確かに、北朝鮮のしたたかな外交戦術に翻弄されて、「食糧援助」をさせられ、いたずらに時間をダラダラと費やしていると、その間に北朝鮮が核弾頭を何発も保有し、いつでも発射できる態勢を築いてしまう。アメリカ軍は、「そんな勝手なことは許さない」ということなのである。
ひょっとしたら、ブッシュ大統領に信頼されている小泉首相や訪米して厚遇されている安倍晋三幹事長代理は、こっそりと「北朝鮮総攻撃」のスケジュールを教えられているのかも知れない。ブッシュ大統領の総攻撃命令が下るのに備えて、日本側の防備や協力態勢を着々と整えているのではないかとも予想される。
そうであれば、「経済制裁の発動」により、北朝鮮を刺激せず、むしろ「油断」させた方が、作戦遂行上、最も好ましいとも言えるのである。ならば、もう少し様子を見ておこう。
北朝鮮に拉致された日本人被害者の家族らが、3日間にわたり、首相官邸、国会、議員会館周辺で座り込みをして、「北朝鮮に経済制裁を発動せよ」と小泉首相をはじめ日本政府に訴えた。炎天下、一般市民も含めて延べ2500人が座り込みに参加した。
有識者と称する人々の間では、「日本だけが経済制裁しても、効果がない」と訳知り顔に解説する向きが少なくない。
しかし、「経済制裁の効果」というのは、「数字」によって弾き出されるものばかりではない。
「経済制裁すること」により、「政治的効果」「国際世論喚起効果」「メディア誘導効果」「国民の一致団結効果」「中国・韓国への圧力効果」など目に見えない効果を発揮できる。「経済制裁」の一環として「万景峰号入港阻止」を断行すれば、北朝鮮は、徐々に困ってくるだろう。そうなれば、朝鮮総連や在日の人たちも、黙って見過ごしてはいられなくなる。
小泉首相は、「金正日総書記」に完全にコケにされ、馬鹿にされている。こうなると、日本外交はもはや死んだも同然である。
何もしようとしない、動こうとしない小泉首相の姿勢、態度を善意に解釈するならば、「もしかしたら、ブッシュ大統領が、北朝鮮への総攻撃命令するのを待っているのではないか」ということが考えられる。ブッシュ大統領も、このところ、「ミスター金正日」と言ってみたりしている。金正日総書記の心の動きを計測しているとも受け取れる。ブッシュ大統領の発言に気をよくしたのか、金正日総書記は、韓国大統領特使に「7月の6か国協議に復帰してもよい」などと前向きの回答を与えている。
しかし、アメリカの軍部は「金正日には、クリントン前大統領以来11年間も騙されてきた。許せない」という考えを持ち、「総攻撃は、時間の問題だ」と強硬姿勢を崩していない。
6月26日のテレビ東京番組「日高義樹ワシントン・リポート」のなかでも、日高義樹氏のインタビューに答えてアメリカ軍の高官が、「ブッシュ大統領の命令待ち」という趣旨の発言をしていた。核兵器というのは、簡単に製造できるので、北朝鮮が「核を保有している」と発言しているこの事実だけで、「総攻撃」の理由になるというのである。確かに、北朝鮮のしたたかな外交戦術に翻弄されて、「食糧援助」をさせられ、いたずらに時間をダラダラと費やしていると、その間に北朝鮮が核弾頭を何発も保有し、いつでも発射できる態勢を築いてしまう。アメリカ軍は、「そんな勝手なことは許さない」ということなのである。
ひょっとしたら、ブッシュ大統領に信頼されている小泉首相や訪米して厚遇されている安倍晋三幹事長代理は、こっそりと「北朝鮮総攻撃」のスケジュールを教えられているのかも知れない。ブッシュ大統領の総攻撃命令が下るのに備えて、日本側の防備や協力態勢を着々と整えているのではないかとも予想される。
そうであれば、「経済制裁の発動」により、北朝鮮を刺激せず、むしろ「油断」させた方が、作戦遂行上、最も好ましいとも言えるのである。ならば、もう少し様子を見ておこう。