許すな!自民党・公明党のから騒ぎ

2008年09月06日 22時28分47秒 | 政治
◆横田早紀江さんが、嘆いている姿がテレビ映像から流れてきて、福田康夫首相に対する怒りがさらにこみ上げてきた。この首相が政治家に向いていないことは、父の福田赳夫元首相が見抜いていたけれど、政治家向きと思われた二男・横手征夫が早世したため、お鉢が長男・康夫首相に回ってきた。この無責任男の老害政治家をこぞって担ぎ上げた自民党議員の責任は、さらに重い。
◆読売新聞の9月6日付の朝刊が、「10月初旬(3日か6日)解散、28日公示、11月9日投開票」の可能性を報じている。自民党と公明党は「総裁選挙のプラスの効果を維持し、民主党に攻撃のいとまを与えない最善のタイミング」(自民党幹部)と打算しているらしい。
◆しかし、世の中が、自民党と公明党の思惑通りに動くと考えているとしたら、大間違いである。それは、自民党の「無責任さ」、公明党の「私利私欲」を国民・有権者の多くが、よく知っているからである。
 自民党―「年金記載漏れ隠し」「後期高齢者医療制度ごり押し」「ガソリン暫定税率再継続の強行」を忘れさせようとする「まやかし政党」公明党―「矢野証言隠し」「平和・福祉政策の破綻隠し」の「私利私欲政党」に堕落。
 これらは、もはやだれの目にも明白である。
自民党総裁選挙は、言うなれば、「国民・有権者の思考停止」を図るため、ミーハー議員を総動員して行う「から騒ぎ」にすぎない。お神輿に乗って一人悦に入って喜んでいる麻生太郎、「お祭りマンボ」で囃し立てている与謝野薫は、「ポスト麻生」を狙いエントリー。笛や太鼓を叩いているのが、石原伸晃と石破茂、見世物小屋のなかで年増お化けばかりのファッションショーに着物を着て出演し、色香を振りまいている小池百合子、その横でポン引きに忙しい棚橋泰文、神社の境内脇で汗だくになり「ピン芸」を披露しているのが、山本一太。その割には、客が一人も寄ってこないので、イラだっている。境内の外では、狂ったようにお題目を唱えている怪しい集団が、奇妙な姿で蠢いている。という光景が、目に浮かんでくる。
◆マルクスの言い方を引用すれば、「宗教は麻薬」ならぬ「総裁選挙は、麻薬」である。公明党は、すでに「宗教中毒」にかかっているけれど、「お祭り騒ぎ」という麻酔薬により、国民生活にとって大事に諸問題を忘れさせ、ドサクサに紛れて、圧勝して、引き続き「圧政」を続けようとする悪辣な画策としか言いようがない。
それにしても、いまの自民党と公明党は、何と卑しい政党に成り下がったことか。「総裁選挙のプラスの効果を維持し、民主党に攻撃のいとまを与えない最善のタイミング」とは、「お祭り騒ぎ」の「お祝儀」をアテにしている。これでは、「乞食」と少しも変らない。国民・有権者を侮り、コケにするような所業を続けていれば、自民党、公明党ともども、「お祝儀」どころか、総選挙後には、「香典」をせびらなくてはならないハメになりかねないかも・・・。
板垣英憲マスコミ事務所

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コメント (2)
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