クリスチャン・麻生太郎首相は、「お祝儀」を欲しがるほど卑しくはなく、自殺行為は禁止されている

2008年09月20日 14時54分11秒 | 政治
◆自民党・公明党、すなわち与党の卑しい目論見が、木っ端微塵に砕けそうな情勢である。麻生太郎首相が誕生した直後の「お祝儀欲しさ」に自民党総裁選挙に打って出たものの、全国各地で白け鳥が飛び交っているからである。自民党街宣車に麻生太郎、与謝野馨、石破茂、石原伸晃、小池百合子の5人が仲良く乗り込んでいる姿は、どう見ても、幼稚園の遠足の光景以外の何ものでもない。窓から手を振るのも一緒、お弁当を食べるのも一緒、ひょっとしたらトイレに駆け込むのも一緒なのかも知れない。どう考えても、5人は、「臭い仲」である。
◆5人の幼稚園児が、「総裁選ごっこ」で遊んでいる間は、臨時国会は召集されず、「リーマンブラザーズ破綻」「毒入り米(コメ)事件」「年金改ざん事件」が起きているというのに、衆議院議員は、「政治は私にお任せ下さい」とばかり連呼ながらし選挙区を走り回っている。国民・有権者は「ウソつけ」と鼻から信用していない。こんな緊急事態に「自分が当選することばかりに熱心で、一体、国民生活はどうしてくれるのか」と怒りが爆発しそうである。お祝儀どころか、心の底では「税金を返せ」と叫んでいる。こんなことで、自民党・公明党が勝てるはずもないのに、「早期解散、総選挙断行」をアテ込んで、もう勝った気分である。公明党などは、「早期解散、総選挙断行」「定額減税」「矢野問題パス」などを「戦利品」と創価学会員に宣伝して、有頂天になっている。ここまでくると、もはや「馬鹿」としか言いようがない。
◆さすがに、麻生太郎だけは、「10月3日解散、14日告示、26日投票などとは、総裁候補者のだれも言っていない」と釘を刺している。解散権を持つ新首相が決まってもないのに、自分の知らないところで、日程が一人歩きしているのであるから、苦言を呈したくなるのも当たり前である。これでは、「秋の怪談話」であり、新首相は就任前から手足を縛られたのも同然である。福田康夫首相は、公明党にハンドルを取られてしまい、次の新首相は、就任前から手足を縛られ、口封じされ、挙句の果てに身柄を拘束されたのでは、何のための新首相なのか、分からない。
◆このまま自民党・公明党が、「早期解散、総選挙断行」を新首相に強要していけば、「自殺」に追いやるような結末は、明らかである。巷では、早くも「麻生政権は石橋湛山よりも短命政権に終わるのは確実」と冷笑さえされている。麻生太郎首相が、そんな自殺行為に打って出るか否か。それでなくても、麻生さんは、大金持ちのボンボンであり、「お祝儀」にヨダレを垂らすほど卑しくはない。しかも、30年も前からロザリオを首に掛けているほどの敬虔なクリスチャンである。クリスチャンは、「自殺」を厳重に禁止されているはずである。さて、どうするかは、麻生太郎首相の姿を見てのお楽しみである。

板垣英憲マスコミ事務所

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