世界で有数の「金塊保有国・日本」は、最終的に、世界経済を救わざるを得ないのではないか

2011年10月01日 23時16分06秒 | 政治
◆ひょっとしたら、いまドン底にある世界経済を救えるのは日本ではないのかという情勢に直面している。世界各国が、日本の底知れない力の源泉を知っている感があるからである。ローマ帝国と同様に、米国大帝国も、金鉱山の枯渇により滅びつつあるという予感するからだ。
 これに対して、日本国民の大半は、容易には信じないけれど、日本の底知れない力の源泉は、「金塊」にある。日本は、いまも、むかしも「黄金の国ジパング」なのである。だからと言って、金銀財宝に囲まれて生活する日本国民は、ほとんどいない。金銀財宝をあてにすることなく、ひたすら生産を求めている。それもまた、日本の底力なのだ。
 2009年6月時点での公的機関金保有量ランキングは、以下の通りである。(①=金保有量②外貨準備の中に占める金の割合主要国公的機関の金保有高)
■米国=①8133トン②78.3%
■ドイツ=①3412トン②69.5%
■IMF=①3217トン② -
■イタリア=①2451トン②66.1%
■フランス=①2450トン②73.0%
■中国=①1054トン②1.8%
■スイス=①1040トン②37.1%
■日本=①765トン②2.1%
■オランダ=①612トン②61.4%
■ロシア=①536トン②4.0%
■ECB=①501トン②18.3%
■台湾=①423トン②3.8%
■ポルトガル=①382トン②90.3%
■インド=①357トン②4.0%
■ベネズエラ=①356トン②36.5%
■英国=①310トン②17.9%
 これらの数字は、どこまで本当か、わからない。いまや、米国と英国が保有している「金」は、ほとんどが、「ニセの金」である。タングステンに金メッキして、積み重ねて、金融関係者を騙し続けてきた。だから、これらの公式的な数字には、誤魔化しがあった。それが、いまやバレてしまっている。
 ところが、いまバレバレになっているのは、日本が世界で一番の「金の保有国」であるということだ。日本が保有している金は、おおむね以下のようなものである。
 ①日本銀行の金庫に金の延べ棒を保有
 ②日本銀行前橋支店(首都機能を保有)の金庫に金の延べ棒を保有
 ③秘密の場所(5か所)に隠している
 ④大東亜戦争時、東南アジア侵略により、強奪した金塊を、戦後、日本に持ち運ぶ
 ⑤鹿児島県菱刈鉱山(住友金属鉱山で採鉱)
 ⑥佐渡、甲府の鉱山で採鉱
 ⑦太平洋の深海(3000メートル)から吸い上げる泥のなかに、レアメタルや金が含まれている。
 ⑧海水中からの金の採集
 現在の価値は概算「500京円」と言われている。日本が保有する金は、いまでも日々、太り続けている。まさしく、「金太郎」である。しかも、この太り具合は、世界最大規模ではないだろうか。
 日本が金塊を太らせている最大の原因は、「ただ単に保有」していることにある。言い換えれば、金貸し、資金運用にも利用しない。これは、日本人の財産維持の基本的手法である。預貯金で利息を稼ぐこともなく、資産運用して儲けることもなく、損をすることもない。一方、ユダヤ人やアングロサクソン・欧米人は違う。金を元手に、その十倍もの資金をファンドとして運用しようとする。日本人のように金をただ保有し蓄えるだけということは、「タラントの教え」でも戒められているように、ユダヤ人の資産運用では、とうてい考えられないことである。
 しかし日本流の、こうして、コツコツと蓄えた財産は、一旦緩急の時に、大いに役立つのである。
 つまり、博打経済で生きてきた民族は、賭け事に失敗すると、大損を被ることを痛感させられた。これが、リーマン・ショックの教訓である。この博打で大損を日本が救う義理はないけれど、世界経済が破綻したのでは、日本が成り立たないとあれば、助けざるを得ないのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「ディビッド・ロックフェラーのシンパ刈り」が、猛威を振るう米国内から「ユダヤ系資本が米国から撤退しつつある」といい、「米国経済10月危機説」に現実味

◆〔特別情報①〕
 日本の3大メガバンクの1つであるみずほファイナンシャルグループの「巨額の使途不明金」をめぐる問題を発端とする三菱東京UFJファイナンシャルグループへの吸収合併騒動は、さらに三菱東京UFJファイナンシャルグループの「巨額の使途不明金」の存在を炙りだしている。このため、財務省は、みずほファイナンシャルグループを三菱東京UFJファイナンシャルグループに吸収合併させた後、さらにこれを三井住友ファイナンシャルグループに吸収合併させ、メガバンクを1つにまとめる-ことも視野に計画を進めているという。

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もくじ

第4章 自・社連合のキーマン・武村正義の危ない政治感覚
― ムーミン・パパのダーティ臭―
クリーンイメージの武村正義蔵相がする、大胆な資金づくり

 村山連合政権樹立の立役者・武村正義蔵相は、マキャベリズムを地で行くような権力主義者の側面が強く、三木武夫流にバルカン政治家として手腕を発揮したばかりでなく、政治資金づくりの名手である。そのクリーンさとは裏腹に、企業との関係がしばしば取り沙汰される。

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第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 英國螢働党及英國トレードユニオン組合は英國政府が各聯合國及中立國に或る圧力を加へて、各國がユダヤ人に政治的、民族的、市民権を與へ且つユダヤ人と同様に圧迫されてゐる他の少藪民族にも之を及ぼす様尽力すべく要請した。

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野田佳彦首相と番記者は、大平正芳元首相流に「どじょう」の後を追う「金魚のフン」が似合っている

2011年10月01日 00時19分57秒 | 政治
◆野田佳彦首相が、首相番記者との「ぶら下がり会見」を拒否して、「沈黙」を続けていることが、批判の的になっている。国民に対する「窓」でもある首相番記者との「ぶら下がり会見」を避け続けるのは、実にもったいない話である。さりとて、首相番記者から浴びせられる「引っかけ質問」や同じテーマの「連続質問」などで失言をしてしまうのも危険である。だから、「無言」ということになるのだか、この「無言」を続けるのは、もっと危険である。国民へのアピールを避けていると、国民との距離が広がりすぎてしまい、親近感を持たれなくなり、それがいつしか、批判や非難へとえスカレートして、国民的支持を失う結果を招く。菅直人前首相が失敗したのは、失言を余りにも恐れて、臆病になったことが最大の原因だった。市民派らしさを失い、自分の言いたいことをだけをしゃべって、記者団からの質問を一切受け付けなくなり、最後には墓穴を掘ってしまった。それは、番記者の共感を失い、かえって批判、非難を招き、早期退陣を求める声に、記者団を同調させることになったのである。
◆野田佳彦首相は、小泉純一郎元首相が始めた「ぶら下がり会見」にこだわらない方がよい。「ワンフレーズ・ポリティクス」と言われたように当意即妙に記者団の質問に答えるには、小泉純一郎元首相のキャラクターを真似しなくてはならない。歌舞伎やオペラなどの演劇を好み、政権維持まで、脚本づくりの技術を応用して、成功したいわゆる「曲者」の小泉純一郎元首相と同じように振舞おうとするのは、所詮無理な話である。
 聞くところによると、野田佳彦首相は、大平正芳元首相や小渕恵三元首相を模範にしているという。よくみると、この2人は、「電話魔」という点では、共通していた。暇さえあれば、だれかれとなく電話する。小渕恵三元首相は、官房長官時代、早朝に私の家にまで電話をかけてきたことがある。ある拙著の中で小渕恵三官房長官を褒め称える記事を書いたことへのお礼の電話だった。「官房長官です。夕刊ではありません。」とだじゃれを言われたのを思い出す。いろいろ細かなことに気を回していたのだろう。それが、神経を疲れさせたのか、突然、脳梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人になってしまった。
 順序は逆にしまったけれど、大平正芳元首相は、物事をじっくり考えて、答えるタイプに政治家だった。読書家でもあり、「エターナル・ナウ」、つまり「永遠の今」という著書を残している。
 大平首相番記者は、首相の性格をよく心得ていて、歩きながら1つの質問をすると、答えが返ってくるまでは、次の質問を浴びせかけなかった。歩きながら考えていたので、邪魔はしない。そして、答えがまとまると、じっくり、ゆっくり話した。記者団は、それを逐一メモするのだが、メモを合わせて、読み返してみると、立派な文章になっていた。「アーウー」と言うのが、口癖で、漫才師などに物真似されたけれど、この「アーウー」という時間的な間を取っているのは、「考えて、文章にする」時間だったのである。だから大平正芳元首相の時代には、小泉純一郎元首相流のいわゆる「ぶら下がり会見」などと言うものはなかった。その代わり、時間的な余裕があれば、首相官邸の応接室や国会内の空室などで腰をかけて、番記者相手によく「懇談」していた。この場合、「メモ懇」もあれば、メモなしの「オフレコ懇談」があり、番記者たちは、ルールをよく守り、「オフレコ」を記事にする場合、「政府首脳は」と書き、ニュース源を隠した。
◆だから、野田佳彦首相は、むしろ、番記者たちが「金魚のフン」のように、後ろをぞろぞろとついて歩き、質問を受けてからじっくり考えて、ポツリポツリと答えるという昔ながらのスタイルが向いている気がする。「どじょう」の後ろを追う「金魚のフン」というスタイルだ。そうすれば、首相と番記者たちとの距離が近くなり、その分、お茶の間の国民との距離感がなくなるはずである。国民受けするような気の利いた「フレーズ」を当意即妙に答えようと考える必要はなく、野田佳彦流の個性ある発言、発信方法を確立すれば、それでよいのである。番記者が、紳士淑女らしくこの作法を守らなくてはならないのは、言うまでもない。

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みずほフィナンシャルグループとディビッド・ロックフェラーが「57か国会議」の「10万人逮捕」の血祭り、ディビッド・ロックフェラー、小泉純一郎、竹下平蔵、武藤敏郎が危機一発!

◆〔特別情報①〕
 株式会社みずほフィナンシャルグループの経営陣が、三菱東京UFJフィナンシャルグループに吸収合併されそうになっていることに対して、激しく抵抗しているのは、自分たちのまったく知らない巨額の「使途不明金」について、責任を取らされそうになっているからだ。それは、米国連邦政府や米国最大財閥のデイビッド・ロックフェラーへの「不明朗な送金」であった。

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― ムーミン・パパのダーティ臭―
クリーンイメージの武村正義蔵相がする、大胆な資金づくり

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