「実りの秋 隠れみの 実の一つだに なきぞ悲しき」 タレント・みのもんたさんが、ついに年貢の納め時

2013年10月27日 03時10分28秒 | 政治
◆「実りの秋 隠れみの 実の一つだに なきぞ悲しき」 タレント・みのもんたさんが10月26日夕、元日本テレビ社員の二男・御法川雄斗(日本テレビを諭旨免職)が窃盗未遂の疑いなどで逮捕(9月11日)され、送検された事件を受け、初めて謝罪会見し、司会を務めていたTBSの報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」などを降板すると語った。ついに年貢の納め時か?
 毎日新聞デジタルが10月26日、「みのもんた:会見で「父親の責任」と謝罪 降板は『一番苦しい道』」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「タレントのみのもんたさんが26日、東京都内のホテルで会見し、次男が窃盗容疑で逮捕された問題について『親子の縁は切れない、その責任は、父親である私にあります。申し訳ありません』と謝罪。情報番組『みのもんたの朝ズバッ!』と『みのもんたのサタデーずばッと』の降板については『道義的な親の責任を感じました。そういう親はどう責任を取るか,自分にとって一番苦しい道を選ぶべきだと思いました』と釈明した。みのさんは次男が逮捕されて以降、情報番組の出演を自粛。『私の気持ちの中に何でこんな事が起きたのか、なかなか整理がつきませんでした』とこれまで取材を受けず沈黙してきた理由を説明。『懸命に育てたつもりだったのに何かが狂った、おかしくなったそんな思いが強くなった。大人になって家庭を持ったはずなのに、何か間違っていたんじゃないのか、不完全な形で世に送り出してしまったのか、だとしたら父親としての責任があるなと思い至りました』と思いを語った。みのさんは、日本テレビ社員(当時)の次男が窃盗未遂容疑で逮捕されたことを受け、『みのもんたのサタデーずばッと』などの出演を自粛していたが、『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の収録でいったん仕事復帰している。次男は窃盗未遂容疑で9月11日に逮捕され、東京区検は10月1日に処分保留としたが、窃盗容疑で再逮捕。3日に処分保留で釈放されている」
◆みのもんたさんの謝罪会見は、御法川雄斗逮捕から1か月半も経過していた。この間、週刊各誌や夕刊各紙などから、徹底的に叩かれ続けてきた。
 週刊文春は10月31付け「秋の特大号」で、「みのもんたの品格 引退危機」-「『俺は歴代総理とサシでメシを食っている』と自慢 権力との癒着」「息子のご学友 幼稚舎出身の『お天気アナ』を『朝ズバッ!』に抜擢 慶応えこひいき」「『浮気のお詫び』で妻には豪華指輪 女子アナ“元愛人”を直撃 女性蔑視」と見出しをつけて、「ドブに落ちた犬」さながらに叩きのめしている。
 引退危機を予測しているかに読めるこの記事が、本当に大当たりした感がある。これに対して、週刊新潮は10月31日号で、「TBS大株主『みのもんた』反撃の倍返し」-「TBS株を2万株買い増しで『個人筆頭株主』情報」「コンプライアンスが出した『復帰は困難』という結論」「スマホテレビで大放言『TBSを見下ろして気持ちいい』」「こんなでも自慢する『年間最高ギャラ』27億円以上」という見出しをつけて、「カネの力」で懸命に生き延びようとしている姿を伝えている。
◆みのもんたさんは、結局、自分が棲息しているマスメディアのなかのいわゆる「紙媒体」によって追い詰められたとも言える。それは、アナウンサー、タレント、テレビ司会者、キャスター、水道関連会社の経営者という「1人5足の草鞋」を履いて、大活躍してきたなかで、「報道番組」を担当したのが、身を亡ぼす元凶になった。
 「報道番組」は、常に「不偏不党、中立公正」が求められる。それをキャスターとしての番組を転がし運ぶには、厳正な姿勢と発言が不可欠となる。
 だが、二男・御法川雄斗被疑者が、逮捕された事件について、みのもんたさんは、「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」などの報道番組で、私情を一切挟まず、「みのもんたさんの二男・御法川雄斗が、窃盗未遂で逮捕されました」などと報道できたであろうか。「一人前の大人になっている以上、子どもが何をしようとも親としては関知しない」と言い訳していたけれど、これが芸能人やタレントであれば、通用したかも知れない。報道に携わっているかぎり、「私情」は、やはり障害となる。
 ましてや週刊文春が「『俺は歴代総理とサシでメシを食っている』と自慢 権力との癒着」と指摘しているように、最高権力者にメシで籠絡されて、それを自慢したのでは、完全に「ミイラ取りがミイラになった」と言われても仕方がない。もはや国民の味方ではない。
 確かに、みのもんたさんは、「安倍首相から高級ワインを振る舞ってもらった」という趣旨の話を「みのもんたの朝ズバッ!」で話し自慢していた。陸山会事件では、「政治とカネ」を繰り返し取り上げて、小沢一郎代表を厳しく批判し続けていたけれど、おそらくは、小沢一郎代表からは、一度も高級料亭などで接待されたことがなく、サシでメシをご馳走されたこともなかったのを逆恨みしていたのであろう。と疑われても仕方がない。
【参考引用】朝日新聞DIGITALが10月25日午後6時58分、「みのもんた氏、『朝ズバッ!』『サタデーずばッと』降板」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「TBSは25日、タレントのみのもんたさんが、司会を務めていた同局の報道番組『みのもんたの朝ズバッ!』『みのもんたのサタデーずばッと』を降板すると発表した。元日本テレビ社員の次男が窃盗未遂の疑いなどで逮捕された問題を受け、9月から二つの番組への出演を自粛していた。TBSは降板の理由について『様々な社会的事象や事件について、みの氏が直言するというコンセプトの報道番組で、現在の状況やみの氏の意向を含め、総合的に判断した』と説明。11月4日から現在の出演者を中心に、みのさんの冠をタイトルからとる形で番組をリニューアルするという。みのさんは、読売テレビ(日テレ系)制作のバラエティー番組『秘密のケンミンSHOW』や文化放送の『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』には出演している。26日に記者会見を開く予定」

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