2012年9月1日に生活道路として使われてきた堰堤(えんてい)の管理橋の両端を封鎖し、撤去工事が始まった熊本県八代(やつしろ)市の県営荒瀬ダムを撤去工事開始直前に撮影したものです。この日はSL人吉の撮影で来ていたのですが、たまたま横を通った時にダム撤去の看板を見つけたので急遽撮影しておきました。
このときは写真のように水門は開放状態になっており、ダムとしての機能は停止しています。なお、向かって右側に見える階段状のものは魚の遡上用の魚道(これも今は使用していません)ですが、これは構造的に撤去できないようです。
ダム湖側から撮影した写真です。水門下の堰部分まで水位は下がっており、堆積している土砂が見え始めています。荒瀬ダムは発電用にも使用されていましたが、もちろんこの段階では発電はしていません。
(撮影日:2012年8月17日)
Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ写真研究家
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