岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

患者さんとの会話で、びっくり

2021-08-30 10:41:32 | 日々のこと
8月、夏休み。忙しくばたばたとしながら診療中。
いつものように患者さんが診療チェアーへ横になって、私が診療を開始しようとした瞬間。

17歳の男子高校生が前触れもなく、笑顔で、発声した言葉を聞き、私の手が止まりました。

「先生、誕生日おめでとう!」

「なんで、私の誕生日をしっているん?開業以来、患者さんから誕生日当日におめでとうて言われたのが、初めてだよ。」と私はびっくり。

「だって、先生の誕生日と俺の誕生日が一緒なんだもん。今日が先生の誕生日だって覚えていたんだ。」

私はカルテを見て、彼の誕生日を確認したら、確かに私の誕生日と同じ。
「そうか、そうだったんだ。君も誕生日おめでとう。今日、17歳だね」

「有り難う」と彼は笑顔。

「17歳になって、何か抱負があるかい?」

「んー。そうだね。しっかり勉強して、卒業することだね。」と茶髪の彼がはっきりと強い口調で。

「堅実だね。」

急がしさの最中で、心が和んだ一時でした。

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大谷選手vs広島カープ

2021-07-14 10:11:05 | 日々のこと
エンジェルスの大谷選手が大リーグで二刀流として大活躍しています。前半戦だけでも本塁打を33本打っています。
本塁打王を期待され、ベーブ・ルースと比較される記事が増えてきました。

 ふとテレビで流れるCMのキャッチコピーに心が引かれました。
「意見が違うのは、理想像が違うからだ。」このセンス、冴えてます。
投手が指名打者で出場することを批判的に解説する論調が多かったのは、選手の役割が分業化している現状を理想的だと思うからです。

 大リーグで投手が本塁打王になるかもしれないとは、従来の常識を覆す快挙です。
大谷選手は類い稀な潜在能力を生かし、楽しんでいるように見えます。

 昨日の大谷選手は本塁打を打ったかなと、朝のスポーツニュースが毎日楽しみです。

でも、日本のプロ野球の結果を放送する前に、テレビのスイッチを切ります。
「残念です。今年の広島カープ。」私の心の中では、広島カープは常勝球団だったはずでした。

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澄川喜一先生文化勲章受章記念式典でのエピソード

2020-12-26 09:21:25 | 日々のこと
澄川喜一先生が文化勲章受章を今年受賞されて、その受章記念式典が12月23日に地元で開催されました。

澄川喜一先生は、元東京芸術大学学長です。また、岩国市名誉市民であり、地元に帰った心の開放感から、アットホーム感あふれる式典でした。

高校時代、映画館でポスター作成のアルバイトせいで遅刻の常習犯であったようです。理解のある教師のお陰で、無事修学した昔話を面白く披露してくれました。

会場の高校生からの質問を受けてくださり、「自分はロボット作成しているのですが、アイデアが行き詰まっています。先生は作品作成で行き詰まると、どうされていますか?」と聞かれた回答が見事でした。

「僕は、ずっと行き詰まっていますよ。その時は、上から、下から、横から、考えます。粘り強く考えることです。そうすると、何とか道が開けるんですよ。」
ユーモアたっぷりに、平明な言葉で、創作のヒントを説明していました。

今年一年間、明るい話題に欠けました。年の瀬に、私は地元の英雄の慶事に立ち会え、とっても幸せな気分のなりることができ、幸運でした。

昔のCMに、「みんな悩んで、大きくなった」と有名作家が独白していることを思い出します。

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「先生、ブログを読んでいるよ」と患者さんに元気付けられて

2020-07-25 13:04:33 | 日々のこと
夏休みのなった学生が帰省して、久々に来院してくれます。その中の一人との会話です。

今日、岡山市から帰省した患者さんが「先生、ブログを読んでいるよ」と話しかけられ、思わず、赤面でした。

「更新できなくて、ご免ね」と弁解したものの、患者さんから「ブログを読んでいるよ」と言われたのは、初めての経験で、内心喜びに満ちています。

Tさん、中学校から通院して、現在大学生。長く付き合うと、親近感がでて、疑似家族のようです。

女子大生が読んでも楽しめるような内容かと、少々不安です。

私の関心を持っていることが伝わり、楽しめるようであればいいのですが、と少々照れております。

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ラグビーW杯日本大会の余韻

2019-10-27 09:55:14 | 日々のこと
2019年の秋、約2ヶ月間日本各地で開催されたラグビーW杯を観戦する機会を得た日本人は、ラグビーへの関心が従来になく高まりました。

テレビのゴールデンタイムにラグビーの試合を放映され、50%を超える高視聴率を獲得し、熱狂する「にわかラグービーファン」を自称する観衆がインタビューで口々に感動したと絶叫しています。

審判が英語で指摘し、テレビ画面上でのカタカナ表示のルールはよく分からないと、ファンは自嘲しながらも。生憎、私もよく分かりません。

鍛え上げた筋肉を鎧のようにして、サッカーのようにボールをキックし、短距離走のように素早く走り、バスケットボールのようにジャンプし、相撲のように組み合って押し合い、アメフトとは逆に後方へパスし、片時も試合から目を離すことはできません。

国対抗試合なのにも関わらず、多国籍の選手の構成されたチームがチーム勝利のために、全力でチームの貢献しようと「ワンチーム」となって戦います。

今回の試合を観戦して、日本にてラグビーの好感度が著しく上がっています。相手チームへ礼儀を尽くし、試合が終了すれば、お互いのプレーに敬意を評するようにハッグしハイタッチしてユニフォームを交換します。

まさにラグビーは、勇気、忠誠、スポーツ精神、規律、チームワークという価値観を体現する競技です。これらは、大英帝国の価値観と識者は指摘しています。

年末に近い開催でもありますし、今年の流行語大賞に「にわかラグービーファン」か「ワンチーム」が入ることに間違いありません。

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