岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

一元様お断り:オートロック付きトイレ

2017-08-03 10:54:02 | 日々のこと
東京に行く機会があり、最新の流行に接して、驚きました。繁華街のイタリアレストランで食事をした時です。

この場所は4階建てのテナントビルの1階です。トイレの場所を聞くと、「地下1階です」と教えてくれて、メモを渡されました。数字4桁とアルファベットの「E」の交じった暗証番号が書いてあります。この番号を押して、オートロックを解除して入るように、店員から指示があります。

移動して見ると、男性用トイレの前に、大きな文字が配列されたダイヤルが設置されています。当然、女性用トイレのも設置されています。少し手間取りながら入ると、そこは大きな部屋で、一度に10人近く使用可能な設備です。私一人が入室すると、自動的にドアにロックが掛かる大きな音が部屋中にこだまして、少々不気味です。

レストランに戻るってから、「面白いものを見せてもらった」と話しかけると。店員は「セキュリティーの関係で、オートロックになっているんです」と、何の理由にもなってもいない答えです。

私が念押しで、「オートロックが付いていなかった時には、通行人が入って 困っていたんですね?」「えー。そうなんですよ。」と。

「どこの方が多かったのですか?」そうすると、「どうでしょう?」と、曖昧に答えます。確かに、外国の方が多数ビルの前を歩いています。公衆トイレもありませんし、気軽に入ってトイレを借りることもできるコンビニもない地区です。困った外国人がテナントビルのトイレに避難することは、十分考えられます。

後から考えると、トイレで強盗に襲われると、外から誰も助けに来てくれない事態もあったんですね。

外部からの無断使用を防ぐことや、ビルの清掃性を保つためには、オートロック付きは有用です。しかし、密室性が高まり、余計な危険性もあり得るのではと、感じた次第です。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報氾濫の中で、珠玉の言葉

2017-07-19 11:53:05 | 日々のこと
メールマガジンやシェアされた情報が氾濫しています。私はほとんど全て削除しています。

珍しく、雑誌「致知」からの情報に、珠玉の言葉を発見しました。マハトハ・ガンジーの言葉です。

明日死ぬかのように、生きなさい。
永遠に生きるかのように、学びなさい。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日野原重明先生のご冥福を心よりお祈りします

2017-07-18 18:55:53 | 日々のこと
日野原重明先生 が2017年7月18日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈りします。

先生の講演を2回聴く機会がありました。

一度目は約10年前に、神戸市で開催の学会での特別講演でした。張りのある声でした。今でも覚えているのは、10年分の予定が書ける手帳を持ち歩いているということでした。講演会や仕事の依頼を受けるから、10年先まで予定を入れるということです。その時の年齢は、およそ95歳ということです。これを聞いた時、腰を抜かすほど驚いたことを覚えています。常識外れの楽天家で、超前向きです。

二度目は約5年前に、「新老人の会」の地方会の設立記念講演でした。入場時、会場後方から約50m歩いて、飛び跳ねるように舞台に上がり、立ったままで1時間の講演をされました。お元気でした。加齢しても、明るく、ひたむきに生きる大切さを訴えていました。

先生の著作物を読むたびに、生きる元気をもらったと思います。若輩者がご年配に勇気づけられた感じですかね、叱咤激励、喝を入れられた感じもします。何歳になっても、新しいことに挑戦することで若さを保てることも、私は学びました。ご自分が実践している姿を我々にお見せになるのですから、説得力が抜群です。

先生に翻訳された、オスラー・ウイリアム教授の講演集「平静の心」も、臨床家としての心構えを教えてもらったと思います。

先生の著作物を読み返して、改めて追悼しようと思います。お疲れ様でした。いろんなことを教えてくださり、有り難うございました。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年前半の流行語は何か?

2017-07-10 14:01:31 | 日々のこと
夏になるといつも今年前半の流行語は何かと考えます。忖度、AI、藤井聡太、フェイクニュースなどが思い浮かびます。

忖度を「そんたく」と読むことさえ難しいのに、すっかり日常的に使用していました。SNSが手近なニュース源になると、意図的に嘘の情報を流し、真実と勘違いさせる場面も出てきています。

 最近将棋が脚光を浴びています。中学生棋士藤井聡太四段の29連勝記録が話題を呼んでます。彼の普段の練習相手は将棋ゲームだそうです。そういえば、将棋名人がAIに敗北しています。チェスでも囲碁でも、実質的な世界チャンピオンはAIです。

ゲーム世界を制覇したAIは今後活躍の場として、さらに自動車の自動運転や医療分野に進出しています。疾患の診断、特に各種癌の診断では、AIの活用が始まっています。歯科でも、AIが治療する近未来はあるのでしょうか?

 既にコンピュータが歯科装置を作製しています。正確さ、再現性などは優れていそうです。AIは、治療上の痛み、歯並びの美しさ、咬みやすさなども、判断・診断できるようになるのでしょうか?

歯科医の方がAIよりも勝る点と思いつくのは、患者さんの気持ちを忖度する点でしょうか。これはフェイクではないと思います。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池上彰氏の新成人に贈る言葉より

2017-01-09 14:55:08 | 日々のこと
私の敬愛している池上彰氏は、テレビ・新聞・本で情報を発信し続けています。非常にタフで、発信源が異常に豊かな方です。成人式に向けて、日経新聞で新成人に贈る名文を書いています。

ー内面では苦悩と恐れと葛藤を抱え、どうしていいか不安に苛まれている。青春とは、そんなものです。

社会に出て、人間関係に揉まれ、仕事上で難題を切り抜けていくうち、人は理想を失い、感性を摩滅させ、恐れを知らなくなっていきます。それが年を取るということでしょう。これは、恐いこと。恐れを知らなくなることを恐れよ、と私は言いたいのです。

人生に恐れを持つことは若さの特権です。それがあれば、自分の思想や行動に自省的になり、驕り高ぶることもなく、大きな過ちをしなくなるのだと思います。時代と場所を超え、この認識は人々の共通認識になっていきます。ー

できれば20歳までに、自分の人生の大きな方向性、これを人生の目標と呼ぶなら、この人生の目標を明確するための教育・助言を生かしましょう。目先のことばかり追い続けると、年を取ってから後悔します。

自分の存在意義は何か、これを早く明確にすれば、自分の選んだ道で努力が継続できると思います。私の新成人へ贈る言葉です。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする