ゴールデンウィーク期間中、東日本震災の被災地にボランティア活動を希望した方が全国より駆けつけたとの報道に接しました。困っている方を手助けしようという善意に溢れています。
松原泰道氏の<人生を癒す百歳の禅語>という本を読みました。2009年に101歳で亡くなられた僧侶が、100歳の時に出された禅の本です。博識の方で、中国や日本の古典を縦横無尽に使って、分かりやすく禅を教えてくれます。この本の最終章の<人としてなすべきことをなしていく>よりの抜粋です。
<生活やパンのためではなく。傍らの人を楽にしていくために働くから功徳になる。だから、何かの目的を果たすためでなく、目的が果たされようと果たされまいと、自分がすべきことをしていくのだという深い人生の目的が生まれるのです。>
禅の教えが、今回のボランティア精神の中にも生きています。自利=自分のためにすることが、そのまま他利=他のお役に立つことになります。自利と他利とが二つあるのではなく、自利と他利とが一つになっていく姿を私は発見できました。
松原泰道氏の<人生を癒す百歳の禅語>という本を読みました。2009年に101歳で亡くなられた僧侶が、100歳の時に出された禅の本です。博識の方で、中国や日本の古典を縦横無尽に使って、分かりやすく禅を教えてくれます。この本の最終章の<人としてなすべきことをなしていく>よりの抜粋です。
<生活やパンのためではなく。傍らの人を楽にしていくために働くから功徳になる。だから、何かの目的を果たすためでなく、目的が果たされようと果たされまいと、自分がすべきことをしていくのだという深い人生の目的が生まれるのです。>
禅の教えが、今回のボランティア精神の中にも生きています。自利=自分のためにすることが、そのまま他利=他のお役に立つことになります。自利と他利とが二つあるのではなく、自利と他利とが一つになっていく姿を私は発見できました。