山形大学大学院理工学研究科の城戸淳二教授は、有機EL研究の著明な研究者です。
城戸教授は、最近ゴルフの解説本を発刊した多趣味な先生です。先生は51歳でゴルフを始めて、1年間で89のスコーを出したのが自慢です。この上達した成功の秘訣をユーモアを交えて本に掲載しています。その中に、なかなか奥の深い話が出てきます。
・研究という作業は、ポジティブ思考でないとやっていけない部分があります。実験というのは、ほとんどが失敗の連続、100回やって1回成功するかどうか。つまり、99回失敗するたびにいちいちへこんでいたら仕事になりません。逆に言えば、失敗から学ぶというのが実験という仕事です。
・その間違っている部分がわかると、それはそれなりに知識がまたひとつ増えるわけです。研究者とはそういう考え方をするので、失敗に打たれ強くできているわけです。
・「成功は成功のもと」。普通は、「失敗は成功ももと」と書くのでしょうが、99回の失敗は、予想した結果が出なかっただけで、それから学ぶことができれば失敗は失敗では終わりません。「失敗からでも新しい知見は得ているというポジティブな考えで実験をしていれば、我々には失敗ではない。すべての実験結果が成功に導いてくれるのだから、『成功は成功のもと』なんだ」というのが、私の考えです。
結局、失敗は成功を導く教訓や知見を得るから、成功のもとだということが結論です。
城戸教授は、実験とゴルフとは失敗が多いので、似ていると言っています。心より共感します。
城戸教授は、最近ゴルフの解説本を発刊した多趣味な先生です。先生は51歳でゴルフを始めて、1年間で89のスコーを出したのが自慢です。この上達した成功の秘訣をユーモアを交えて本に掲載しています。その中に、なかなか奥の深い話が出てきます。
・研究という作業は、ポジティブ思考でないとやっていけない部分があります。実験というのは、ほとんどが失敗の連続、100回やって1回成功するかどうか。つまり、99回失敗するたびにいちいちへこんでいたら仕事になりません。逆に言えば、失敗から学ぶというのが実験という仕事です。
・その間違っている部分がわかると、それはそれなりに知識がまたひとつ増えるわけです。研究者とはそういう考え方をするので、失敗に打たれ強くできているわけです。
・「成功は成功のもと」。普通は、「失敗は成功ももと」と書くのでしょうが、99回の失敗は、予想した結果が出なかっただけで、それから学ぶことができれば失敗は失敗では終わりません。「失敗からでも新しい知見は得ているというポジティブな考えで実験をしていれば、我々には失敗ではない。すべての実験結果が成功に導いてくれるのだから、『成功は成功のもと』なんだ」というのが、私の考えです。
結局、失敗は成功を導く教訓や知見を得るから、成功のもとだということが結論です。
城戸教授は、実験とゴルフとは失敗が多いので、似ていると言っています。心より共感します。