「座右の銘」 Part 2

最高裁判所長官に就任された大谷直人氏が本日付けの日経新聞で紹介されていました。

大谷氏の「座右の銘」は、ゲーテの「ファウスト」にある「人間は努力する限り迷うものだ」です。

最高裁判初判事になった後も「最終判断として正しいのか、今でも悩む」と胸中を吐露しているとのこと。解決に難しい司法の最高責任者としての正直な感想であろうと感じます。

人間は悩める子羊との表現があります。

私が少しアレンジすると、「人間は努力する限り悩むものだ」となります。

達成を目指す目標があれば、解決策を考え、正解が見つかるまで悩み続けます。これが、努力です。達成すると、安堵感から楽な気持ちになり、悩みから解放されます。

悩んでいる人をある意味激励している言葉です。努力しているから、悩み、迷うだよと、諭しているようです。

「人間は努力する限り迷うものだ」