稲盛和夫氏が2018年10月13日号の雑誌ダイヤモンドのコラムに紹介してあるの福沢諭吉の文が、以下の内容です。明治時代、日本が近代産業社会に移行する前に「企業家はどうあらねばならないか」という内容を簡潔にまとめています。
思想の深遠なるは哲学者のごとく、
心術の高尚正直なるは元禄武士のごとく、
これに加うるに小俗吏の才をもってし、
さらに加うるに土百姓に身体をもってし、
はじめて実業社会の大人たるべし
高尚なる思想、正直さ、商才、体力が企業家には必要ということです。
この福沢諭吉の文を、稲盛和夫氏が企業家として生きる指針としているということを披露しています。